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難関大学合格のためのおすすめ参考書(青チャート)


個別指導学習塾ESCA茗荷谷校、成城校の岸田です。本稿では私が大学受験生の時に用いていた参考書の一つである、「青チャート」のレビューを行います。


数研出版のチャート式は、試験科目に数学がある受験生にはバイブルのような問題集になっています。その特徴は、なんと言っても問題数の豊富さと、解説の詳しさに尽きます。問題は例題と実践問題に分かれていますが、例題だけこなしても十分実力が付きます。

数多くの問題集の中でもなぜこの問題集を選んだか、他の色(白、黄色、赤)とはどのように異なっているのかというところを、実体験を交えながら解説していこうと思います。

 

塾長(岸田英) 基本情報

志望校:東京大学(理科Ⅱ類)

合格校:東京大学(理科Ⅱ類)

勉強していた教科:英語、数学(Cまで)、国語(現代文、古文、漢文)、生物、化学、地理

得意だった科目:英語、生物、化学

苦手だった科目:数学

参考書を用いていた時期:浪人生春から秋まで

 

この参考書をおすすめする理由


今でこそ数学をメインに指導していますが、受験生時代は完全に数学が足を引っ張っていました。自慢ではないですが、東大模試の数学で120点中13点を取ったこともあります。

現役時代の私は、とにかくこの数学をなんとかしなければ、という思いから、学校の問題集をこなした後、いきなり「大学への数学」という問題集に手を出してしまいます。

これが当時の私には大失敗でした。(もちろん、大学への数学は非常に素晴らしい問題集です。失敗しない使い方など、詳しくは別記事にまとめます。)

そこで、浪人時代は基礎を固めようということで、大学への数学を全て破棄し、チャートに取り組むことにしました。青チャートを用いた理由は、後に述べるレベルが東大受験にピッタリだったことが大きいです。

おすすめする理由としては、基礎的な問題から応用問題まで、典型的な解法のものが多く収録されており、解説が丁寧すぎるほど丁寧、という点です。

解説が丁寧なので、基本的にはこの1冊があれば数学の自学自習は可能だと思います。非常に分厚く、重たいのが難点ですが、解説が詳しいと、復習の際に読み物として復習できる(もちろん、初回はちゃんと問題と向き合ってください)ので、隙間時間に復習ができるのもメリットです。

 

「青チャート」


・概要

対象早慶以上の難関大学を目指す受験生
目的基礎から応用まで、数学の典型解法を定着させる
範囲ⅠA、ⅡB、Ⅲ
使用時期高校3年生初旬から
難易度
7〜8(10段階中)
範囲にもよるが、問題編だけで500〜600ページ


学校の問題集が終了し、次に何に取り組もうか迷っている受験生におすすめの1冊です。

チャートは難易度の優しい順に白、黄、青、赤がありますが、日東駒専やGMARCHレベルであれば黄色を、早慶、難関国立、医学部を狙うなら青を、さらにそのレベルで数学を得点源として昇華したい受験生は赤に取り組むといいと思います。

しかし、取り組むのは学校の数学の問題集が終わってからにしましょう。なぜなら、市販の問題集というのは、一つのテーマに対する問題数があまり多くありません。ですので、一つの基本解法を定着させるには、学校の問題集の方が優れています。

学校の問題集を何周かしたのちに、青チャートに取り組むようにしましょう。


 

・取り組み方


基本的にはどの数学の問題集も取り組み方は変わりません。1周目は分からない問題の方が多いでしょうから、時間がかかると思います。

目安としては、5分手が止まったら(解法が分からなくても、式変形など試すことがあるうちは手は止まっていない)、解答解説を見て、理解した上で回答解説をとじ、白紙の状態から回答をもう一度再現してください。

また、演習問題は後回しでも結構です。初めは例題のみを3周程度行い、余裕があれば演習問題に手をつけるという感じで良いです。

解答解説を「見ながら」問題を解く、解答解説を「読むだけ」で満足するというのは、一番やってはいけない数学の勉強法です。2周目に入っても、「あ、この問題は"解けそう"だから飛ばそう」などとは思わず、必ず白紙から再現できることを確認してから次にいきましょう。

 

・復習方法


上記と重複しますが、まずは例題のみを3周しましょう。数学の解法は英単語などの短髪知識とは違い、数も少なく、ストーリー性もあるので、高頻度の復習は時間の無駄です。

英単語のように毎日少しずつ見ていくという復習ではなく、全体を1周、2周、・・・と復習してく方が単元別の復習よりも個人的には効率的だと思います。

また、例題クラスの問題は、2周、3周目には問題を見ただけでなんとなくの解法がわかるような状態にしておくのがベストです。

かくいう私も数学が苦手でしたが、なんのことはない、基本解法が頭に入っていなかっただけです。数学は完全な暗記科目とは言い難いかもしれませんが、学校の問題集や青チャートくらいまでの問題は全て基本解法として頭の中にストックしておくのが良いです。

実際、私の周りで数学ができる人間の8〜9割は、数学の天才などではなく、ほとんどの問題を「見たことがある」というような人が多いです。見たことのない問題を解く際も、自分の中の解法ストックが多いに越したことはありません。

しっかりと復習して、解法を定着させ、問題を見たときに解法が感覚的に思い出せる(思い出そうとしているうちは定着していない)ようにしましょう。


まとめ


数学の成績が伸びないのは、ほとんどの場合、定義定理などの覚えなければならないものを覚えていない(または「覚えているつもり」だけです。また、基本解法をはじめとするある程度の解法は覚えていなければもんだいがとけません。

数学を考えるとき、実はゼロから考えていることはほとんどなく(全くないと言っても過言ではありません)、自分の頭の中にある既知の解法を組み合わせて未知の問題を考えています。

ですので、自分の頭の中に「感覚的に使える」解法のストックがないと、解法の組み合わせが少なく、結果、基本問題も初見の応用問題も解けないという事態に陥ってしまいます。

過去問を集めて作られる実践系の難易度の高い問題集以外(学校の問題集、志望校レベルのチャートの例題など)の解法は基本覚えておくべきものです。しかし、自分自身で復習のタイミングや、本当に定着しているかどうかを確認するのは少し難しいかもしれません。

自分のレベルではどこまで解法を覚えるのが良いのか、どこまで定着しているのか管理して欲しいという方は、ぜひ一度、学習塾ESCAの無料相談、体験授業にお越しください!

その他知識に関する勉強法は過去記事でも紹介しています。
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