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難関大学合格のためのおすすめ参考書(地理の研究)



学習塾ESCA茗荷谷校の講師、中嶋です。本稿では私が大学受験生の時に用いていた参考書の一つである、「地理の研究」のレビューを行います。

「地理の研究」とは、東大・京大を受験する方が地理の理解を深めるための資料集です。この一冊だけで、十分東大・京大クラスまでいけます。

正直、学校配布の資料集でも十分入試問題に対応できますが、東大地理で高得点を叩き出す生徒は軒並みこの「地理の研究」を使用しているので、やはりお勧めできる一冊であるといえるでしょう。

冒頭でも触れましたが、「地理の研究」は地理を学習する上で最も詳しい資料集の一つといっても過言ではありません。難関国立大学の記述問題や共通テストの難易度の高い問題にも対応することができるのがこの「地理の研究」です。

「地理の研究」の良いところは、従来の資料集同様、写真や地図が豊富に掲載されているため、状況がイメージしやすいほか、数多の事象や地域の特徴をまとめているため、辞書代わりに困ったら「地理の研究」を開けばいい点にあります。

教科書はどうしても字面で説明することが多く、読むのが億劫だと感じてしまうほか、文面だと理解しがたいと感じることがあります。しかし、資料集なら現地の写真でその国の特徴が綺麗にわかりやすくまとめられているため、学習しやすいです。

 

講師(中嶋拓斗) 基本情報

志望校:東京大学文科Ⅱ類

合格校:慶應義塾大学商学部

勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、地理、化学基礎、生物基礎

得意だった科目:英語、地理

苦手だった科目:現代文、数学

参考書を用いていた時期:高3夏から二次試験本番まで

 

この参考書をおすすめする理由


3の春から受験勉強を開始し、初めは学校の授業と教科書だけで対応していました。しかし、教科書だけでは、どうしてもイメージしづらかったため併用する補助教材として「地理の研究」を資料集かわりに用いました。

 

「地理の研究」


・概要


対象地理を受験科目にする、難関国立大学受験生。
目的教科書の補助として、地理の総合的な知識・考察力向上を行う
範囲全範囲
使用時期高3夏から受験直前まで
難易度共通テストから東大・京大などの難関大学まで
344ページ

 

私は、世界の果てまで行ってQなどを見るとき、各回で紹介される国を必ず「地理の研究」で確認していました。スーパーマーケットやコンビニにいったら、原産地を見てみましょう。

家に帰ったらその国や作物を「資料集」で振り返って見ましょう。こうした細かな積み重ねで知識が視覚化されていきます。

正直、地理に割くことのできる勉強時間は限られていると思います。限りある時間で少しでも試験でスコアメイクしていこうと思うと、日常生活から意識していくほかありません。その点、地理はとても密接に日常生活と関与しています。

だからこそ、日頃から「資料集」を手に取る習慣を身に着けるといいでしょう。このとき、資料集に加えて、地図帳やデータ集も併用すると知識が確実なものになるでしょう。

 

・取り組み方


「地理の研究」だからといって、他の参考書と使用方法に違いはありません。資料集単体を、頭から教科書のごとく読み込む人はなかなかいないと思います。

もちろんそのような使い方はあまり効果的とは言えないでしょう。まずは、教科書と該当分野の共通テスト分野別問題集に取り組み、その結果わからない部分を確認するために使ってほしいです。

教科書や授業では、地理の事象やその特徴が整理されるはずです。その際、必ず学んだ範囲の資料集でその内容を復習するようにしてほしいです。教科書などで確認するとどうしてもその事象に関する記述しかなく、授業で学んだ内容を字面でしか振り返ることができません。

そこで、資料集を活用することによって、関連事項はもちろん、その地域や作物の実際の写真なども詳しく書かれています。そうした図や地図も目にすることで、文章とイメージを接続するようにしてください。

また、授業で学んだ範囲を共通テスト分野別問題集で確認すると思いますが、その復習でも「資料集」を一読するようにしましょう。

扱うデータや地域・作物が多い地理の学習では、同じような問題でもなかなか体裁まで同一の問題はそっくりそのまま出題されることはありません。ましてや、東大・京大クラスになると、ただの暗記では到底太刀打ちできません。

逆に、細かな知識や数字を覚えていなくても、その国・地域・作物などの大まかな特徴がイメージ観としてもっていると、難解な問いにも正答できると思います。それだけ、地理という教科において、語句のイメージ化は重要であるといえます。従って、難関大学を受験する人は是非とも「資料集」を確認してほしいと思います。

 

・復習方法


授業を受けた後、教科書や分野別問題集で授業の該当範囲を復習することになると思いますが、その際、解けなかった問題や、教科書の文章だけでは腑に落ちないところを必ず「地理の研究」で確認しましょう。出来れば、その問題集や教科書に「地理の研究」で学んだ内容や該当ページをメモしておくと、学習効果が高まるでしょう。


まとめ


私は受験生時代、気になったら「資料集」を手に取っていました。初めは面倒くさいと感じることもありましたが、「資料集」を見るたびに、ここまで普段の生活と紐づいているのかと思うと、地理学習は病みつきになります。

この地理という科目で、世の中に対する洞察力を養うことで、就職活動でも苦労なく社会にアンテナを張ることが出来ました。だからこそ、これからも活用できる知識を身に着けるためにも、少しは前向きに取り組んでみてほしいと思います。

今までは大きくて重たい邪魔な参考書であったかもしれませんが、この記事を読んで地理の学習のお供になっていることを願います。ぜひ、厳しい受験を「資料集」とともに乗り切ってください。

夏休みに入りましたが、まだまだ受験はこれからです。受験生だけではなく、非受験生も受験を見据えてこの夏休みを有意義に過ごしましょう!

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