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成績向上のチャンス!模試を効率よく利用しよう



学習塾ESCA茗荷谷校の講師、朝倉です。本稿では模試の心得について紹介したいと思います。1.2年生の方はまだ模試を数回しか経験したことがないと思いますが、受験生になると多くの模試を受けることになると思います。

大学入学共通テストの模試や各大学のプレ模試、実践模試などたくさんあると思います。ここでは、模試までの勉強や模試後の復習、判定の見方など模試に関してみなさんが気になることを解決したいと思います

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模試までの勉強


模試自体は様々な時期にあります。センターレベルの模試は数ヶ月に1回、実践系の模試は夏・秋などそれぞれに対応した勉強をしていかなければなりません。

模試は一回しかない本番に対して自分が何点くらい取れるのか、同じ大学を受ける人たちの中でどれくらいの位置にいるのか、本番の緊張感はどんなものか、といったように測れるものは多くあります。ですから、たとえ練習だとしても本気で取り組むことは絶対条件です。

模試に向けた勉強ですが、私は基本的に1ヶ月前に少しずつ意識し始め、2週間前には完全に意識した勉強をしていました。ここでいう意識するとは、単元別の勉強という意味ではなく、例えば記述式の大学別模試の時には、模試の過去問を何年か解いて出題傾向や時間感覚などを養う、マーク模試の場合にはマーク模試の過去問などでテスト時間の感覚を掴むという意味です。

私の時には今で言う共通テストが完全マーク式のセンター試験でしたから、マークに対する対策は記述模試に比べたら比重は小さかったですが、理科基礎や世界史などの科目も勉強していました。

模試で良い結果を取れたからといって本番もうまくいくという保証はありませんが、結果を出せるとモチベーションも上がりますし、なんといっても本番の感覚に一番近いものが体験できるので、日頃の成果を出す場だと思って取り組んでほしいと思います。

 

模試後の復習


模試が終わり返却されると最初に結果が気になるかもしれませんが、復習を絶対にしてほしいと思います。先ほども言ったように、模試は本番に一番近い試験であり、自分のこれまでの学習の成果が数字で確認できるものです。結果に一喜一憂するのではなく、どんなに結果が良くても復習は絶対にしてください。

復習の仕方ですが、模試が返却される時に一緒に分厚い解説冊子がもらえると思います。まずは、その冊子の解説を熟読しながら一問ずつ確認していきます。ここで重要なことが、合っている問題も考え方や導き方があっていたか確認することです。

一問一答形式なら記憶の問題なので確認しなくても良いとは思いますが、数学や国語のような答えを導くのに過程が必要な問題は絶対に確認してください。

というのも、解き方が完璧に合っていない場合、その模試では点数がもらえていたとしても、本番ももらえる確証はないですし、少し問題が変わった時に対応できなくなってしまいます。

特に数学は解法が何種類もあるので、王道の解き方ともう一つくらい解き方を復習の時にマスターしておくと次回からの応用に生かすことができます。

解説冊子は受験界のエキスパートによって丁寧に作成されています。問題を復習するのに使えるだけでなく、その冊子を使ってさらなる知識の習得や応用学習ができます。

私自身、受験生の時は解説冊子を熟読して1日を終えることもありました。しかし、それだけ価値のあるものですし知らなかったことがたくさん載っているので是非確認してほしいと思います。冊子での復習以外では、点数が悪かった分野や問題を洗い出して、別の参考書で重点的に確認しました。

模試の結果ではどこが苦手分野か、なにが足りないかがわかりやすく分析されていると思うので、それを参考にするといいと思います。私は模試の復習だけでも2、3日はみっちり使いました。それだけ復習は重要ですし、次に生きてくるので頑張ってほしいと思います。

 

結果の見方


みなさんが模試で一番気になることではないでしょうか。返却された時のアルファベットの文字を見てそれぞれ思うことがあると思いますが、時期に応じて気にしなくていい時と気にすべき時とあります。

1,2年でも模試はあると思いますが、1,2年の結果は全く当てにならないので気にしなくても大丈夫です。それでは受験期の1年間を通してどの時期が重要か確認していきましょう。


























































時期 模試の内容 判定の重要性
4月 共通テスト 小(E判定でも問題ない)
5月 共通テスト・記述式 小(E判定でも問題ない)
6月 大学別 小(E判定でも問題ない)
7月 大学別 小(E判定でも問題ない)
8月 大学別・共通テスト・記述式 中(E判定だとしても、どの位置にいるかが重要)
9月 大学別・共通テスト 中(E判定だとしても、どの位置にいるかが重要)
10月 大学別・記述式 中(少なくともD判定は欲しい)
11月 大学別・共通テスト 大(少なくともD判定は欲しい)
12月 共通テスト 大(C/Dなら可能性あり)
1月 大学別 大(Cあれば可能性あり)

ざっくりとですが、時期ごとの模試とその判定の重要性について表にしました。当然本番に近づくにつれて判定の重要性が上がっていきますが、ここで見て欲しいのは重要性が変わる時期です。

4~7月までの模試の判定は気にしなくても大丈夫です。なぜなら、受験勉強を始めたばかりで勉強時間や受験者数にかなり差があるからです。まだ模試に慣れていない人は本来の力を発揮できないでしょうし、問題形式に慣れていない場合もあります。

受験生の成長曲線(特に現役生)は後半にグッと上がるようになっているので問題なしです。しかし、判定を気にしなくていいだけで、解けなかった事実や受験者内での順位は目を背けず見ましょう。もちろん、成績は勝手に上がるのではなく、正しい勉強法と適切な勉強時間が必要なのはいうまでもありません。

ここで言いたいのは、判定が悪くても志望校を諦める必要は全くないということです。いくら受験生それぞれの力がはっきりと表れていなくても、点数をとれる受験生は確実にいます。彼らは将来のライバルになるわけですからその事実は受け止めて復習に努めましょう。

そして重要性が1段階変わる8月からですが、なぜ重要度が上がるかというと、夏からは部活が終わった学生や今まであまり勉強していなかった学生が本気を出してくるからです。私の高校でも夏から本格的に勉強という生徒が多くいました。この時期から徐々に実力が現れはじめます。

ですから、7月以前まで判定がよかった人も8月以降は悪くなってしまったり、あれ?と思うことが増えたりすると思います。しかし、現役生の人はまだまだ諦めなくて大丈夫です。これは7月以前にも共通することですが、当然浪人生も模試を受けています。

彼らは1年余分に勉強しているので夏の時点ではまだ敵いません。また、時間が限られている現役生はまだ手が届いていない範囲もあるでしょうから結果と分析結果に向き合って志望校に向けて一直線に頑張りましょう。現役生は終盤の伸びが信じられないほどあるので、気にせず勉強あるのみです。

そして10~1月はいよいよ重要になってきます。表ではアルファベットの最低ランクを表示していますが、E/Dでも可能性がないわけではないです。私の友人にもE/Dから逆転合格した人は少なからずいました。この表記は合格を狙う上で40~50%以上の確率が欲しいという基準で表示しています。

本番直前なのでやはり判定は気にしたほうが良いです。いい判定に越したことはありません。この頃には現役生も浪人生もほぼ完璧に仕上げてきます。12月の共通テスト模試は1次でどれだけとれるかに直結しますし、1月の大学別の順位は受験生全体の実力をかなり表していると思います。

諦める理由にはなりませんが、ここである程度の判定をとっておくと大学決めに困らないと思います。また、この時期からは受験勉強のラストスパートです。共通テストの結果にもよりますが、志望校合格に向けて1日1日を大切にしてほしいと思います。

 

まとめ


模試は時期によって判定の重要性が変わりますが、基本的には本番を意識して取り組んでもらいたいです。何回も模試を受ければいいわけではないですが、ある程度受けておくことで自分の実力や勉強の指針がわかりやすくなるので、有効活用して欲しいと思います。

また、復習だけは絶対にしてください。復習の仕方次第で今後が変わるといっても過言ではありません。どんな結果であろうと最後は自分次第なので諦めずに頑張って欲しいと思います。

学習塾ESCAでは、茗荷谷校、成城学園前校ともに、模試の後は必要に応じて模試の復習方法を伝授する授業も行っています。

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