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都立高校入試の概要



夏休みも終わりに近づき、高校受験生である中学3年生のみなさんは、そろそろ志望校を確定させる時期になってきました。

都立高校を本命にして私立高校を滑り止めにする、または私立高校で本命と滑り止めをカバーして、都立高校はチャレンジ校を受けるなど、さまざまな選択があるかと思います。

最近の都立高校は中高一貫化を含めさまざまな試みがなされ、昔から偏差値の高い都立高校はもちろん、近年人気になって偏差値が上がってきた高校もあります。

都立青山などは、最近校舎の建て替えなどがなされ、学校も綺麗な上に、進学実績もあげており、近年合格圏内の学生でも落ちてしまうほどの倍率になっています。

絶対に行きたい学校が私立高校にある!という場合は別ですが、学費や偏差値の面を考えても、都立高校を選択肢に入れるご家庭は多いのではないでしょうか。

本項では、そんな都立高校の入試概要についてまとめました。

 

都立高校の入試システム


都立高校の入試制度は、推薦と学力考査の二方式あります。

 

一般入試


学力考査と内申点で合格者を選抜します。大半の合格者は、この入試方式で入学を許可されます。

 

推薦入試


面接やグループディスカッション、スポーツでの成績、内申点などを通じて、総合的に評価した上で、合格者を選出します。定員の10~30%がこの入試形態で入学します。

 

一般入試・推薦入試ともに、当日の筆記試験に加えて、内申点が選抜項目として存在します。従って、中学校での成績がそのまま合否に直結するといえます。そのため、都立高校を志望する方には、可能な限り好成績をたたき出すことをお勧めします。

たまに平常点が実力に見合っていない生徒も見受けられますが、これは学校のテストと模試や塾などのテストの役割が異なるためです。学校のテストは「先生が教えたことを生徒ができているかどうか確認するためのテスト」であり、入試は「数多くいる志望者をできる限り落とすテスト」だからです。(※低倍率高校はこの限りではなく、試験も定期テストのような出題方法です)

詳しくは「定期テストで点数が取れない4つの理由」をご参照ください。

要するに、思うように内申点が取れていない方は

  1. 定期テスト対策をしっかりする

  2. 副教科のテスト対策もしっかりする

  3. 提出物は確実に出す

  4. 必須ではなく加点対象の課題も必ず出す


ということが重要です。たまに受験勉強の中で実力が高い人が勉強せずに定期テストで高得点を叩き出しますが、これは受験勉強での実力がその学校のレベルを超えているからです。

また、意外と見落としがちなのが2と4です。高偏差値の私立高校を受験する生徒は、基本的に内申書の点数をガツガツ取りに来るよりも、その時間があれば試験対策を行います。ですので、副教科をおざなりにする生徒が多いですが、それに釣られて都立志望にも関わらず副教科を疎かにするのは愚の骨頂です。

5教科はライバルも強力ですので、内申点も取りずらいかもしれませんが、副教科は比較的内申点が取りやすい科目でもあります。

4で挙げている加点対象の課題も、提出しなかったからといって、自分の成績が絶対的にマイナスになるものではないですが、入試を争うライバルが提出しているならば、相対的にはマイナスになります。

提出必須ではないと侮らず、必ず提出するようにしましょう。

 

受検時期・試験科目


推薦入試・一般入試で多少受検時期が異なります。

推薦入試:1月末

一般入試:2月末

 

また、試験科目は英・数・国・理・社の5科目です。

 

一般入試について


ここでは、大半の受験生の利用方式である「一般入試」について解説します。

学力考査では、試験の当日点と中学3年次の内申点の合計で合否を判定します。特に、都立高校の場合、学力考査:調査書点=7:3であるため、学力考査700点・内申点300点の合計1000点満点で評価されます。

 

大半の都立高校には、マーク式の共通問題が課され、基礎的な問題が出題されます。

しかし、一部強化指定校の場合、自作問題やグループ作成問題が出題されます。各高校がオリジナルやグループで出題する問題は、やはり共通問題と比較して難易度が高く、記述が求められるため、独自の対策が必要になります。

 


  • 英数国がオリジナル/理社が共通テスト の高校一覧




日比谷高校・西高校・国立高校・立川高校・国分寺高校・戸山高校・青山高校・新宿高校・八王子東高校・墨田川高校

 


  • 英数国がグループ/理社が共通テスト の高校一覧




白鷗高校・武蔵高校・大泉高校・富士高校・両国高校

 


  • 英がオリジナル/数国理社が共通テスト の高校一覧




国際高校

 

調査書点(内申点)


調査書に記載されるのは、中学三年次の9科目の評定で、300点満点で評価されます。

 

計算手法


英数国理社の5科目はそのままで、残り4つの副教科が二倍されます。

従って、

(英+数+国+理+社)+(音楽+美術+技術家庭科+体育)×2=素点(65点満点)

で、評価されます。

最終的には、

300点×(評定の合計点÷65)で調査書点が決定します。

 

例えば

英5、数4、国5、理3、社5、5教科合計22

音楽5、美術3、体育5、技術家庭科4、副教科換算後得点34

9科目合計56

従って、258点になります。(小数点は切り捨て)

 

最後の合否を決めるのは、こうした内申点だといえます。とりわけ、音楽や美術などの副教科が、二倍されてしまうため、日ごろの学校の授業態度に加えて、提出物などをきちんとこなしていきましょう。学級委員などのポジションにも積極的に応募して、少しでも関心意欲があることをアピールしていくことが、内申点確保の一手です。

 

推薦入試について


調査書:中三時の学校の成績のみ使用されます。9教科5段階45点満点で評価されます。

当日考査:面接・グループディスカッション・小論文で選抜。

 

面接


出願時に、志望動機などを記載した自己PRシートを基に、約10分間面接されます。

 

グループディスカッション


与えられたテーマにそって、5~6人のグループでディスカッションが展開されます。協調性や思考力など多角的な視点で評価されます。

 

小論文あるいは作文


小論文・作文のいずれかが課されます。

 

このように、調査書・面接・グループディスカッション・小論文の合計で選抜されます。

調査書がおおむね全体の50%の評価を占めます。

 

まとめ


一般入試にしろ、推薦入試にしろ、「内申点」が非常に重要になってきます。中学三年生での成績しか評価項目にならないのは事実ですが、1・2年生からの地道な成績向上が、調査書の評価アップになります。

また、当たり前ではありますが、当日点が、一番配点が高いので、しっかりと対策していきましょう。とりわけ、難関都立高校では、独自問題が出題されるため、応用力も養いましょう。

志望校が決まらない、合格のためにどのような勉強計画を立てて良いか分からないという方は、ぜひ一度学習塾ESCAの無料相談にお越しください。

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