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【通塾を悩んでいる方必見】学習塾/予備校の活用法
個別指導学習塾ESCA茗荷谷校の講師、朝倉です。本稿では実際塾に通うべきか?塾はどう使えばよいか?という疑問についてお話ししたいと思います。高校3年生は特に周囲が塾に通い始め、自分も入った方が良いのかという不安もあると思います。また、入る塾もどのような塾が良いのかと言った疑問も生まれると思います。今回はそうした疑問点を解決する助けになるようなお話をできればと思います。
講師(朝倉由之佑) 基本情報
志望校:京都大学法学部
合格校:慶應義塾大学経済学部
勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、倫理・政経、化学基礎、生物基礎
得意だった科目:英語、数学、世界史
苦手だった科目:現代文
講師紹介はこちらから。
大学受験にあたって私が塾に通っていた理由
まず初めに私の経験から紹介したいと思います。私は大学受験をする際に、塾に通うという選択をしました。この選択をした理由として大きく3つありました。
①塾のような強制的な環境でなければ集中できなかった。
②勉強の進め方がわからなかった。
③受験知識のサポートが必要だった。
私は、高校3年生の夏まで部活動に熱中し、8月に入ってから受験勉強を本格的にスタートしました。それまで個人で勉強はしていましたが、授業の予習・復習に止まり、本格的な受験勉強には至っていませんでした。こうした理由もあり、助けを求めるような感じで塾に通うことを決めました。
自身の塾経験
私が通っていた塾は自主勉強型の塾でした。いつでも自主スペースを自由に使え、週に一度勉強のマネジメントをしてもらえると言った塾でした。後ほど、塾のタイプについては説明しますが、私がこのタイプの塾を選んだ理由としては、上記で紹介した理由を完璧に満たせていたからです。
①に関して言うと、塾に通うと言っても結局勉強するのは自分なので、より自分が勉強しやすい環境が整った塾を選ぶようにしました。私自身、家での勉強は集中力が保てず、強制力もないためすぐに休憩を挟んでしまう性格だったため、集中できる環境を最重要視していました。
また、塾には当然、同じ受験生がたくさんいます。こうした受験生と共に勉強することでモチベーションややる気が維持できたと思います。周囲が勉強していたら、自分もやらなければという気持ちになれるので、そうした意味でも塾は良い環境だと思います。
②に関して、大学受験のための勉強方法を教えてくれる塾にしました。受験勉強では講義タイプのものもありますが、基本的には自主勉強がメインになると思います。そうした時に、自分の勉強ペースや順序、方法などをマネジメントしてもらうことで、より効率的な受験勉強ができると思います。
闇雲に問題集を解き続けたり、意味のないことをし続けたりしても時間がなくなっていくだけなので、過去の経験や知識のある人に相談することは受験勉強を有利に進める上で重要だと思います。
③では勉強自体には関係ありませんが、受験大学選びや大学の受験方式の有利不利などを知ることができます。意外と自分で調べるには大変ですし、受験業界の人しか知り得ないような情報も持っているので、そうした情報を知る上でも塾という場所はとても有効だと思います。
塾の種類・タイプ
先程、塾のタイプについて触れましたが、大学受験対応塾は大きく分けて2つのタイプがあると思います。①自主勉強型・サポート型②授業・講義型の2つです。①は私も通っていたタイプの塾であり、学習塾ESCAの自習カリキュラムもその一つに含まれると思います。
※学習塾ESCAでは最低限の授業と自主勉強型・サポート型なので、これらの中間に位置する学習塾です。
このタイプでは、勉強を全面的にサポートし、マネジメントしてくれるのが特徴です。また、講義で知識を得るというよりは、自主勉強で進めていくというのがポイントです。環境やサポートが欲しい人に向いているタイプだと思います。
②はいわゆる大手塾が当てはまると思います。有名講師などの講義を聞いて授業形式で勉強していくタイプです。決められたカリキュラムのもと受験勉強全体を網羅したり、自分の取りたい授業を選択して勉強したりできるのが特徴です。自主勉強というよりは、授業で知識をつけていきたい人に向いているタイプだと思います。
塾のタイプによるメリットとデメリット
①自主勉強型・サポート型
ざっくりと2つのタイプの塾について良い点・悪い点を紹介したいと思います。①自主勉強型・サポート型の塾の良い点として挙げられるのが、自分だけで勉強する能力が高められること・適宜サポートを受けられること・自主スペースとして活用できることです。
受験勉強は自分一人で勉強することが多いので、こうした塾で確立した勉強方法があると、どこでも効率的に計画的に受験勉強が進められると思います。また、質問や授業を通して疑問解決などもできるので自分のペースで進めることができます。
講師も受験生にあった方法やカリキュラムを考えてくれるのでやりやすさがあると思います。悪い点としてあるのが、良くも悪くも自分で勉強しなければならないということです。
ある程度強制力がありますが、講義形式で進めるわけではないので、参考書を買って進める必要があり、そう言った意味では完全に講義のない塾では中途半端な気持ちではやっていけないと思います。(私自身、市販の参考書はかなり優秀だと思いますが。)
②授業・講義型
②授業・講義型の塾の良い点として挙げられるのが、講義で確実にカリキュラム通りに知識が得られること・自分にあった講義が取れること・受験界で有名な講師(大学生でない)に相談できることなどがあります。
みなさんもご存知だと思いますが、多くの講義の中から自分で好きなものを選び、カスタマイズできます。また、有名講師の授業が直々に受けられたり質問できたりとなかなか得られない機会が手に入ります。
中には素晴らしい環境の自主スペースを持っている塾もあるので、個人の時間にも困りません。しかし、こうした塾にはかなりの受験生が集中します。いわゆるチューターと呼ばれるサポート人がいますが、正直多くの生徒を相手にしているので自分一人に割いてもらえる時間は少ないです。
また、講義と言ってもその場で質問や自分のペースに合わせてもらうことはできないので、講義に置いてかれてしまうとカリキュラム通りに進めず、受験勉強全体の計画も歪みます。加えて①のタイプの塾に比べて少し費用が高いというデメリットも挙げられます。
ざっくりとですが、両者の特徴をあげてみました。一つ一つの学習塾にフォーカスした紹介ではないので一般的な特徴しか紹介できませんが、これらの特徴に合わせて塾選びができるといいと思います。
塾の使い方
私個人の意見になるので①のタイプに偏った意見にもなりますが、塾は自主スペースとして活用することをお勧めします。講義型の塾にも自習スペースはあると思いますが、塾は自分の勉強を補助・サポートするものの一つに過ぎません。
講義にしろ、自習にしろ、勉強するのは自分なので自分の時間を大切にしてほしいと思います。私は塾が一番集中できる場所だったので、常に塾で勉強していました。家で集中できないという人は、ぜひとも塾に通い詰めて欲しいと思います。
どんな塾にも、頼れる講師の人がいると思います。彼らを存分に活用してください。ちょっとした質問や相談事も全部聞けば答えてくれるはずです。受験勉強は一人でやるものと言いましたが、それは勉強をする際の話であって、受験勉強全体ではやはり助けが必要です。
わからないところだけでなく、モチベーションが上がらない時や悩み事がある時など、なんでも相談することが長期的な計画で重要になると思います。
たまに塾で友達を作らないほうが集中できるという人がいますが、私個人としては積極的に友達を作ったほうがいいと思います。確かに、友達としゃべって時間を費やしたり、勉強に集中できなくなったりしてしまっては意味がありません。しかし、友達がいることで受験相談やモチベーション維持につながります。
私は、受験期には質問も相談事も積極的に友人にしていました。同じレベルの大学を目指す仲間としてもライバルとしても刺激を受けましたし、みんなで頑張るからこそ勉強に頑張れたということもあります。
科学的なデータがあるわけではないですが、私の周囲では友人とうまく受験を乗り越えた人は良い結果をだし、あまり人と関わらないようにしていた人は残念な結果に終わってしまった印象を受けました。友人が全てではないですが、戦友と呼べるような友人が塾にいることで、勉強するだけの場所から別の意味を持つ場所に変わるとも思います。
まとめ
何度も言いますが、塾に通おうが通わまいが、どの塾を選ぼうが、結局やるかやらないかを決めるのは自分です。自分自身のために受験勉強をするわけですから、根本にあるやる気だけは忘れないでください。
私はよく自分が大学に入学し、将来成功することを想像してやる気を維持していました。自分なりのやる気の出し方を見つけて受験勉強に勤しんでもらいたいと思います。
学習塾ESCAでは優秀な塾長と講師のもとで、最高のサポートをしています。勉強方法やマネジメントだけでなく、あらゆる面からのサポートでみなさんの受験を支えます。ESCAは塾特有の嫌な雰囲気やいづらい雰囲気もなく、集中して自習できるスペースや丁寧な授業も受けることができます。
塾に通うか悩んでいる人やどの塾にするか悩んでいる人はぜひ学習塾ESCAを一度でも見てみてください。
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