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学習塾ESCA講師の選ぶ志望大学レベル別併願校リスト



茗荷谷の個別指導学習塾ESCAの講師、中嶋です。本稿では、併願校の決め方についてご紹介したいと思います。

この時期ですから、すでに受験校は決まっている人がほとんどだと思います。しかし、中には本命は決まっていても併願校をどこにすれば良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。

あくまでも個人的な意見ですが、私の経験から併願校のリストを作ってみましたので、参考にしてみてください。

 

はじめに


今頃、第一志望の学校に向けて日々の学習に邁進していると思います。そのような時に水を差すような話をして申し訳ないところではありますが、「併願校」のお話しをさせて頂きます。

「併願校を受ける必要があるのか」というのはなかなか難しいところではありますが、本当に「第一志望に落ちたら浪人する」という覚悟があるのなら、第一志望だけ受ければ良いと思っています。

このようなパターンは地方公立進学校出身に多いケースだと思っていますが、私もそれに倣って、現役の時は第一志望に絞って他を見ずに受験しました。

私は、実際に落ちたら浪人すると決めていたので、後悔はありません。しかし、この選択が多くの人に勧められるかといわれると、家庭の事情などもあると思いますので、なかなかそうはいかないとも思います。

従って、ある程度は「併願校」に対してそれなりの姿勢を持つべきです。また、併願校をあらかじめ練習で受験することで、本命での緊張をほぐすこともできます。

また、特に浪人生においては、どんなに本命校からの偏差値が離れていようと、1校合格校を持っておくというのは心にゆとりが生まれるものです。本番に弱いという自覚のある人は、本番までに合格校を1つ持っておくことが普段の力を発揮することにつながるかもしれません。

 

併願校への姿勢


基本的に、以下のような考え方をベースにすると良いと思います。

本命:1校

安全圏校:2校or1校(複数学部)

滑り止め校:1校

中でも、共通テスト利用のみで、合格することのできる有名私大も多くあるので、積極的に利用していきましょう。たまに私立一本だから共通テストは受けない、という人もいますが、これは私は愚策だと思います。

もちろん、共通テスト対策に時間を割かれてしまうという気持ちはわかりますが、共通テストも立派な試験です。勉強したことは無駄にはなりませんし、何よりチャンスが広がります。

全然共通テストを対策する時間がない!という人も、3日〜1週間程度なら時間が取れると思います。過去問や対策本を解くだけでもいいので、共通テストは受験するに越したことはありません。

また、以下は学習塾ESCAの立地上、関東圏の大学に絞っています。

 

東京大学志望の併願校


文系


早慶を滑り止めで持っていきましょう。

早稲田大学 (共通テスト利用)

慶應義塾大学 (経済学部・商学部)

慶應義塾大学は、共通テスト利用が存在しないため、個別試験を受験することになります。法学部の場合、試験内容が私大特有であるため、あまり併願には向いていません。

逆に、経済学部A方式・商学部A方式では、数学や英語が基本になり、英語の難易度も私大特有の面倒臭さがないため、かなり受けやすいといえます。また、商学部の場合、社会も基礎的な内容が多いため、かなり併願しやすいといえます。

早稲田大学は、国語や英語が慶應義塾大学と比べて億劫な印象があるため、一般受験の場合、慶應義塾大学の方が併願しやすいかもしれません。ただ、結局のところそこまで難易度も変わらないので、行ってもいいと思えるほうに行けば良いと思います。

目安としては、2学部程度受ければ十分だと思います。ただ、共通テスト利用の場合、かなりボーダーが高いため、落ちても落ち込まないようにしましょう。

 

理系


基本的に、文系と同じく早慶を滑り止めで持っていきましょう。ただし、理工学部を受験することになると思うので、両校受ける学生が多い印象です。従って、早稲田大学・先進理工学部や慶應義塾大学理工学部が主な併願先になります。

しかし、それと拮抗するほどに人気のある併願先は、慶應義塾大学・経済学部A方式です。慶應義塾大学経済学部A方式では、受験科目が英語・数学・小論文しかありません。

そのため、理系にそこまでこだわりのない学生(医学部や薬学部、歯学部を中心とした士業系の学部)だと、併願先として挙げる方もかなり多い印象です。

 

文理共通


国立後期を考える方もいらっしゃると思いますが、北海道大学・東北大学・九州大学が滑り止めのラインだと考えられます。一応、京都大学・一橋大学・東工大でも後期受験できる枠はありますが、あまりにもレベルが高いため、併願先とはいえないでしょう。

 

早慶志望の併願校


早慶志望の場合、私立文系型が多いと思うので、その前提で話を進めます。
「早慶>上智・理科大>明治・青学>立教・中央>法政」が、主な序列になります。

 

早稲田大学志望


校風や難易度の点で、理科大や明治・中央を併願することが多いです。

早稲田の狙い目の学部としては、教育学部・人間科学部・スポーツ科学部があります。帰国子女のような英語が得意な方の場合、国際教養学部もかなりおいしい学部といえます。

 

慶應義塾大学志望


上智や青学・立教が主な併願先になります。慶應の狙い目の学部としては、商学部・文学部があります。よく、商学部が狙い目と出ますが、文学部の方が、MARCH全落ちでもなぜか受かったという学生を見る印象があります。

また、SFCは近年相当レベルが上がってきています(慶應法学部と同程度の偏差値)。英語の素地がしっかりできていて、かつ小論文対策をみっちりしないと滑り止めどころか、本命でも難しい学部です。しかし、テスト形式が特殊なので、みっちり対策すれば逆転合格しやすい学部でもあります。

 

MARCH志望の併願校


文系理系問わず、日東駒専や成蹊大学・成城大学・明治学院大学を受験する学生が多いです。

ただ、学習院大学はMARCHにかなり接近してきていることもあり、併願とは言えない側面があるでしょう。

MARCHの狙い目としては、全体的に文学部が挙げられます。
また、明治大学農学部や法政大学社会学部・経済学部もMARCHの中では合格しやすいです。

 

日東駒専の併願校


文理問わず、主な併願先として、亜細亜大学・国士舘大学・大東文化大学・拓殖大学・帝京大学・東京経済大学・関東学院大学があります。

また、狙い目は、以下の通りです。

日本大学:文理学部・商学部・国際関係学部

東洋大学:文学部・社会学部・ライフデザイン学部・食環境学部

駒沢大学:文学部・法学部

専修大学:経済学部・経営学部・情報ネットワーク学部

 

 地方旧帝大の併願校


MARCHか関関同立が多い印象です。よく早慶を併願しようとする学生がいますが、私の周りの地方旧帝大で、早慶の併願に成功した学生はかなり少ない印象です。

私の母校は名古屋大学にそれなりの数を送り込みますが、実際早慶に合格した人はほんの一握りでした。ただ、明治大学などのMARCHや関関同立になると、しっかりと合格していきました。

従って、併願校といえるのは、MARCHや関関同立が妥当だといえます。どちらの学校群を受けるかは、校風や関東・関西などの立地を決め手の一手に、好きなところを受験すれば良いと思います。

狙い目の旧帝大は、やはり東北大学・北海道大学でしょう。

 

まとめ


フランクな講師陣がESCAの魅力です。ただ勉強の質問だけでなく、併願先など受験トータルでみたときの相談事を、どこよりもアットホームな雰囲気で受けられる環境があると思います。

生徒の学校での悩みも含めて、色々な相談に乗ることで、各生徒に合わせて、より効果的な授業を展開しています。

ぜひ一度お問い合わせください!
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