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【地理選択者】資料集の活用術



茗荷谷、成城学園前の個別指導学習塾ESCAの講師、中嶋です。本稿では私が地理の学習時に用いていた参考書の一つである、「資料集」の使い方について紹介したいと思います。

初めに確認ですが、「資料集」は、学校の地理の授業で扱うもので構いません。資料集は教科書だけではイメージしづらい部分を少しでも理解しやすいように、写真や詳細な説明といった工夫が施されています。

図として視覚情報にも働きかけることで、覚えやすい、定着しやすい、イメージしやすいというメリットがあります。正三角形を「三つの辺の長さが等しい三角形」とするより、実際に正三角形を描いてみて「これが正三角形だよ」と言った方がイメージしやすく覚えやすいのと同じです。

そのため「分厚すぎて読む気になれない」や「使い方がいまいちわからない」といった悩みがあると思います。しかし、資料集は使い方次第でかなり優良な参考書になり、難関大から共通テストまで、幅広く活用できるものとなります。

ここでは、私が受験生の時、どのように「資料集」を活用していたかについてお伝えしたいと思います。

 

講師(中嶋拓斗) 基本情報

志望校:東京大学文科Ⅱ類

合格校:慶應義塾大学商学部

勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、地理、化学基礎、生物基礎

得意だった科目:英語、地理

苦手だった科目:現代文

参考書を用いていた時期:高3夏から受験本番

 

資料集をおすすめする理由


冒頭でも触れましたが、資料集は地理を学習する上で最も詳しい参考書の一つといっても過言ではありません。難関国立大学の記述問題や共通テストの難易度の高い問題にも対応することができるのが資料集です。

資料集の良いところは、写真や地図が豊富に掲載されているため、状況がイメージしやすいという点にあります。教科書はどうしても字面で説明することが多く、読むのが億劫だと感じてしまうほか、文面だと理解しがたいと感じることがあります。

しかし、資料集なら現地の写真でその国の特徴が綺麗にわかりやすくまとめられているため、学習しやすいです。また、教科書だけではカバーしきれない、作物の収穫量などのデータも十分に掲載されているので、かなり万能な参考書と言えるでしょう。

 

資料集を知る


まずは資料集について確認しておきましょう。改めて振り返りますが、資料集の利点は写真など図によってイメージがしやすいという点にあります。

そのため、資料集はそれ単体で覚え込む参考書とは考えないでください。資料集は教科書の内容を整理したり、定着度を高めたりするのに用いる参考書だと考えてください。

もちろん、教科書に載っていない語句も資料集はしっかりカバーしてありますが、正直地理において細かな知識は重要ではありません。

むしろ事象・現象・その地域の特徴が頭の中でどれだけ数字とともにイメージをもてているかが大切であるため、そういった教科書に触れられていないモノは資料集に仮にあっても気にする必要はありません。

あくまで、「資料集」は教科書のサブであるという立ち位置を誤認しないよう、注意しましょう。


資料集を使う


実際にどのように活用していくか、見ていきましょう。資料集単体を、頭から教科書のごとく読み込む人はなかなかいないと思います。

もちろんそのような使い方はあまり効果的とは言えないでしょう。まずは、教科書と該当分野の共通テスト分野別問題集に取り組み、その結果わからない部分を確認するために使ってほしいです。

教科書や授業では、地理の事象やその特徴が整理されるはずです。その際、必ず学んだ範囲の資料集でその内容を復習するようにしましょう。

教科書などで確認するとどうしてもその事象に関する記述しかなく、授業で学んだ内容を字面でしか振り返ることができません。

そこで、資料集を活用することによって、関連事項はもちろん、その地域や作物の実際の写真なども詳しく書かれています。そうした図や地図も目にすることで、文章とイメージを接続するようにしてください。

また、授業で学んだ範囲を共通テスト分野別問題集で確認すると思いますが、その復習でも「資料集」を一読するようにしましょう。

扱うデータや地域・作物が多い地理の学習では、同じような問題でもなかなか体裁まで同一の問題はそっくりそのまま出題されることはありません。ましてや、東大・京大クラスになると、ただの暗記では到底太刀打ちできません。

逆に、細かな知識や数字を覚えていなくても、その国・地域・作物などの大まかな特徴がイメージ観としてもっていると、難解な問いにも正答できると思います。

それだけ、地理という教科において、語句のイメージ化は重要であるといえます。従って、難関大学を受験する人は是非とも「資料集」を確認してほしいと思います。

私は、世界の果てまで行ってQを見るとき、各回で紹介される国を必ず「資料集」で確認していました。スーパーマーケットやコンビニにいったら、原産地を見てみましょう。家に帰ったらその国や作物を「資料集」で振り返って見ましょう。

テレビなんて・・・と思われるかもしれませんが、こうした細かな積み重ねで知識が視覚化されていきます。正直、地理に割くことのできる勉強時間は限られていると思います。限りある時間で少しでも試験でスコアメイクしていこうと思うと、日常生活から意識していくほかありません。

その点、地理はとても密接に日常生活と関与しています。だからこそ、日頃から「資料集」を手に取る習慣を身に着けるといいでしょう。

 

他の参考書と組み合わせる


1.2と読んだ方は、「資料集」だけでは不十分なのではないかと感じたかと思います。頭から結論をいうと、「資料集」だけでなく、データ集や地図帳も教科書・授業のサブとして「資料集」とセットで用いると、地理の理解が促されるといえます。

また、これは個人的な感覚ですが、このように複数の教科書、資料集、地図帳などでセットで覚えると、知識間のリンクが強くなり、より覚えやすく、定着すると思います。

 

まとめ


私は受験生時代、気になったら「資料集」を手に取っていました。初めは面倒くさいと感じることもありましたが、「資料集」を見るたびに、ここまで普段の生活と紐づいているのかと思うと、地理学習は病みつきになります。

この地理という科目で、世の中に対する洞察力を養うことで、就職活動でも苦労なく社会にアンテナを張ることが出来ました。だからこそ、これからも活用できる知識を身に着けるためにも、少しは前向きに取り組んでみてほしいと思います。

今までは大きくて重たい邪魔な参考書であったかもしれませんが、この記事を読んで地理の学習のお供になっていることを願います。ぜひ、厳しい受験を「資料集」とともに乗り切ってください。

学習塾ESCAでは授業だけでなく、このようにテキストの使い方から徹底的にアドバイスをします。勉強方法がまだ定着していない方はぜひ一度お問い合わせください。
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