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【高校生必見】受験前から知っておきたい就職活動のこと


学習塾ESCA茗荷谷校の講師、朝倉です。本稿では大学入学後の就職活動についてお話ししたいと思います。私は大学進学を機に田舎から上京し、就職活動を経て、大手外資系コンサルファームから内定をいただくことができました。

「就職活動なんてまだ自分には関係ない」と思っている人がほとんどだと思いますが、大学受験はゴールではありません。むしろ、優秀な人ほど受験前から確固たる自分の将来像を持っており、大学入学と同時に長期インターンなどの就職準備を始めています。

とはいえ、今は受験勉強にしか集中できないというのも事実だと思います。私自身の経験をもとに、就活する際の出身による差やその差をどう乗り越えるかといったことをお伝えできればと思いますので、勉強の息抜きに読んでもらえれば幸いです。

 

講師(朝倉由之佑) 基本情報

志望校:京都大学法学部

合格校:慶應義塾大学経済学部

勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、倫理・政経、化学基礎、生物基礎

得意だった科目:英語、数学、世界史

苦手だった科目:現代文

 

地方出身者と都会出身者のビジョンの違い


私は岐阜県出身で大学進学と同時に上京しました。大学入学までは、ただひたすら志望校に向けて勉強し、とにかく行きたい大学に行くことが最大の目標だったので、大学入学後については全く考えていませんでした。

いざ大学に入学し、友人との仲が深まると、彼らと私では圧倒的に大学入学後のビジョンに差があることに気づきました。

私の友人はほとんど東京もしくは神奈川で生まれ育った人たちですが、彼らは大学入学だけでなく入学後の目標まで明確に考えていました。例えば、大学1年の時点でインターンシップや資格の勉強をし、就活で有利になるような活動(体育会など)に参加し、こうした企業に行きたいという目標を持っていました。

また、地方から都会の大学に来る学生は全く知らない土地に来るわけですから繋がりや知識が全くありませんが、都会で育った彼らはその土地における人脈や情報を持っていたので、入学してすぐにして彼らとスタートラインが違います。

岐阜県出身の私が岐阜県の企業に詳しいように、それぞれ地元の企業には詳しいはずですからそれだけでも情報戦に乗り遅れてしまいます。4年生になったいまでこそ、彼らとのスタート地点の差に言及できますが、大学合格だけを目標に勉強していた当時の私は、入学後もただ学校生活を送るだけであり、差にも気づかず来る就職活動に準備できていなかったと思います。

また、先輩の存在はかなり大きいと思います。地方から大学に来た人では、同じ出身や高校の先輩がいないという人は多いと思います。もともと地元の人は先輩がいる確率も高いわけですから、就職活動に対する情報の得やすさは圧倒的に違います。

そのため、おすすめの企業だけでなく履歴書(エントリーシート)の添削やOB訪問のしやすさにも差が生まれます。そのため、地方出身者の人は、できる限り部活、サークルに所属したり、研究室やゼミの先輩と仲良くしておく方が良いと思います。

 

大学生活で後悔したこと


サークルや部活などのコミュニティに属すること


次に私自身が「やっておけばよかった」と思うについて紹介したいと思います。やっておけばよかったと思うことは、大学内でサークルや体育会などかなり大きな集団に所属することです。

私は大きめのサークルには入っていましたが、1年生の夏ですぐに辞めてしまい、4年生に至るまで学校内のグループに所属するということはありませんでした。学校内のサークルや部活などのグループに所属していると、それだけ繋がりが増えるので自分が知らなかった情報を集めることができます。

履修登録の時もそうですが、一度経験したことのある人の話を聞けるのはかなりアドバンテージですし、同期に進捗状況を聞くこともできるので地方出身でも情報に対して敏感になれます。

これがなかった私は、シンプルに学校の友人に相談するか、数少ない同郷で同大学の先輩に相談するしかありませんでした。

 

就活を早めに始めておけば良かったということ


また、自分の行きたい業界を早いうちから決めておけばよかったという後悔もあります。情報戦に乗り遅れているからこそ、私が本格的に就職活動を始めたのが3年生の夏でした。

この時点で私は金融系を志望していましたが、夏のインターンを経て、志望業界がIT・コンサル系に変わりました。この時点で私はもう手遅れでした。特にコンサル業界は3年生の夏が重要な時期のため、私が志望業界を変えたときには早期選考やインターンが終わってしまっているところも多くありました。

もともと東京に住んでいた友人たちは早いうちから準備を進め、どの時期が一番重要か把握していたこともあり、就職活動の波に乗り遅れることなく進められていました。印象的なエピソードとして一つあるのが、私がインターンに応募する段階で、私の友人が最終選考に進んでいたことでした。

情報がないからこそ、周りの動きにも気付けず、逆に焦る要因になったのでかえって良い方向には働きましたが、いかに早い段階の準備が必要かということがわかりました。

 

やっておいてよかったこと


「やっておいてよかった」と思うことは間違いなくベンチャー企業での長期インターンシップです。2年生の冬あたりから同郷・同大学の先輩が起業をしたため、チャンスだと思い参加しましたが、私自身ラッキーな人間だと思います。

※普通はこんなことはないので、皆さんはしっかりと早めに就活を開始しましょう。

地方から来た学生が自分の身近なところでそうした機会を得られることはまずありません。インターンを通して、さまざまな人に出会い、OB訪問もたくさんできましたし、相談できる先輩も紹介してもらえました。

また、インターンという社会人の一歩手前の経験をすることで、自分の将来ビジョンについても深く考える機会になりました。

インターンという機会は誰でも得られるわけではありませんが、インターンに限らず、自分より優れた人に出会える機会に積極的になることは重要だと思います。

これは出身には関係ありませんが、自分より優れた人は知識も考え方も自分にはないものをもっているので新たな発見や経験を通して、情報戦以外の部分で差を補えるかもしれません。

 

まとめ


今回は大学入学後の話がメインでしたが、まず伝えたいことは大学入学がゴールではないということです。大学に入学した次の瞬間には、もう次の戦いが始まっています。特に地方から上京する人は、次のステップの目標を持ちながら新生活に臨んでほしいと思います。

地方の学生のよくあることに、就職は地元でするか東京でするかといった悩みがあります。高校生のうちから自分がどこで働くか想像できないかもしれませんが、入学してからは当然学校生活を楽しむと同時に、次のステージに向けてそうした問題について積極的に考えてほしいと思います。

井の中の蛙という言葉がありますが、地方から上京するとさらに知らないことがたくさんあるのだと実感します。大学で出会った友人は自分たちよりはるかに情報をもち、繋がりを持っています。彼らに置いて行かれないためにも、積極的に人との繋がりを探してほしいと思います。

 

最後に


学習塾ESCAには、大学だけでなく就職先も優秀な先生が多いです。また、塾長はもともとサラリーマンです。高校生のうちから就職活動をすることはありませんが、そうした先生たちの話を聞いて少しでも情報や意識を持てると大学入学後に役立つと思います。

不思議なことに、学習塾ESCAの先生たちの出身は地方がほとんどです。都会での知識だけでなく、地方から来た人の知識や経験もそなわっているので、たくさんの話が聞けると思います。また、私自身塾長に就職活動を相談していたくらい頼りになります。実際にESCAの卒業生も、卒業後に就職活動の相談をしに教室に遊びにくることもよくあります。

大学入試のおける勉強でも就職活動でも頼れる人は大切なので、ぜひこの機会に一度学習塾ESCAに来てみてください。
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