Blog コラム
【受験生あるある】大学受験における悩みとその解決法
茗荷谷の個別指導学習塾ESCAの講師、朝倉です。今回は大学受験における一般的な悩みを調査してみました。共に戦う仲間がいたとしても、受験とは孤独なものです。自分の実力は自分でしかつけることはできません。
そのため、全ての人がそういうわけではないと思いますが、受験に対して悩みを抱えていても、簡単に相談できない人も多いのではないでしょうか。
本記事では一般的な受験生が抱えている悩みとその解決法について、私の経験をもとに書いていこうと思います。同じような悩みを抱えている人はぜひ参考にしてみてください。
これから大学受験を控える受験生の皆さんは、様々な悩みを抱えていることと思います。
実際に、大学受験パスナビでのアンケート結果をみると、「実力が思うように伸びない」や「志望校合格へのプレッシャー」など、合格できるか不安であることに起因した不安を抱えている受験生が多いようです。(下表参考)
私自身も、特に浪人していた当時、「自分は本当に志望校に合格できるのか」、「合格出来なかったらどうしよう」といった不安に襲われていました。
そこで、本稿では、どういったメンタルで受験を迎えるべきか、また受験勉強にいそしむべきかといった、受験に対する姿勢に焦点をあてて、受験生が抱える悩みにぶつかっていこうと思います。
誰だって志望校に合格できるか不安です。どんなに日ごろの模試でいい結果を残している人でも、恐らくそうした不安は払拭しきれていないでしょう。
当たり前のことではありますが、そうした不安は合格通知が出るまで、解消されることはありません。現役生の場合、夏までなかなか成績が思うように伸びず、このままでいいのかと不安に思う方もたくさんいると思います。
浪人生でも、現役時と比較して多少は成績が伸びたものの、志望校合格まではまだまだ遠いと感じている方も十分いることと思います。また、極度の緊張状態で試験本番を迎えることになります。
そのプレッシャーに押しつぶされ、実力を発揮できない学生は残念ながら、合格することは難しいでしょう。
それでは、どうしたらこうした不安や緊張を少しでも解消できるのでしょうか。もちろん、クラッシック音楽を聴いたりすることで一時的には緊張はほぐれるかもしれません。
しかし、根本的に不安を取り除くには、やはり「自分は出来る」と本気でどれだけ思いこめるかがカギであると思います。結局のところ、勉強の不安は勉強でしか解決できません。
つまり、「自分は完璧にできる」と思えるまで、必死になって受験に立ち向かう以外、この不安を解消する選択肢はないでしょう。ただ、「自分は絶対出来る」と思えるほど勉強しても、やはり試験本番になると緊張してしまうものです。
そのとき、ルーティーンや簡単な問題を事前にこなしておくことで、「やっぱり自分なら合格できる」と思えます。こうした自信を培っておくことによって、試験本番を少しでも自信をもって迎えられるようになると思います。
例えば簡単なことですが、「英単語帳を毎日開く」ということをルーティンにしているとします。テスト本番であっても(すでに全部覚えていても)、朝単語帳を開くといういつものルーティンをこなすことで、緊張が解けたりすることもあります。
例えば、現役生の場合、模試で思うように結果が出ず、これまでのように基礎的な問題ばかりやるのではなく、試験本番レベルに近い問題に取り組んだ方が良いではないかと感じる方が数多くいると思います。
もちろん、冬には応用問題に取り組んでほしいと思いますが、夏までは少なくとも、基礎固めに集中してほしいです。従って、周囲のレベルに気を取られ、「背伸び」した参考書に取り組むことだけは避けてほしいと思います。
地に足をつけて、しっかりと実力を身に着けていきましょう。
ポジティブであることはたしかに大切ですが、常に「私なら余裕」と自信満々でいることもまた、注意すべきスタンスであるといえます。
結局のところ、量と質を兼ね備えた勉強に裏打ちされた自信があって初めて、前向きになるべきなのであって、根拠なき自信で普段から学習するのは危険です。
目の前の現実としっかりと向き合った上で、勉強を重ねて、自信をつけていきましょう。
これまで何度も触れてきた通り、自分に自信をつけるには勉強するしかありません。だからこそ、十分な勉強時間を確保するべきだと思います。
ただし、勉強時間がどれくらいかを気にするのは、正直本末転倒な気がします。不安を解消したい一心で勉強した結果、これだけ勉強したといえるのがベストでしょう。
前提として、他の受験生と出来不出来と比較しないようにしましょう。避けるべき取り組みのところで触れた通り、「友人は皆あれだけ良い成績を残しているのに自分だけ、うまくいかない。」と感じ、「背伸び」してしまう人が毎年多発します。
とはいえ、やはり他人を意識してしまうのもまた人間の性です。だからこそ、つらいときでも励まし合える仲間を大切にしましょう。時に嫉妬してしまうこともあるかもしれません。それでも、思うような結果がでないときでも常に自分の味方になってくれる存在は、受験本番が近づくにつれてとても大切です。
応援したいと思ってもらえるほど真剣に取り組むことで、そういった仲間も出来ると思います。私自身、大学に入学してしばらく経ちますが、今でも浪人時代の仲間とは仲が良いです。皆さんにもそういった戦友ができると長い人生でみてもプラスだと感じます。
試験本番において、どの科目で何点取るか、どの設問で稼ぐか、そして時間配分はどうするかなど、を設定しましょう。
例えば、東京大学(文系)の二次試験を想定してみましょう。英語80点/120点、数学50点/80点、国語65点/120点、社会75点/120点、共通テスト820点/900点(=東大換算約100点)で、総合370点で合格圏内にもっていくことができます。
これを目標としたうえで、どの時期までにどのレベルまで完成させるべきかを逆算しましょう。例えば、夏までに東大数学2完を目標とした場合、夏までに微積を完璧にするなど目標を決め、毎日の学習では、レベルの高い問題を必ず3問解くなど決めましょう。
このように、細かい目標設定と修正を繰り返していくことで、目標点にもっていくことができるでしょう。
過度な学習を進めて、精神的に追い詰められることのないようにしましょう。少しはゆとりを持たせた生活をサイクルにできるといいでしょう。
散歩やランニングなど自分なりのスタイルで軽い運動を取り入れると良い気分転換になると思います。また、睡眠時間を削って日々学習するのは避けましょう。疲労を翌日に残さないのも長い受験を乗り切る秘訣といえます。
少し脱線した話になりますが、テレビの影響なのか、高偏差値大学の学生はいわゆる「牛乳瓶のようなメガネをかけた、いわゆるガリ勉の人」というイメージを持たれがちですが、そんなことはありません。
スマートな人も多いですし、運動が好きな人も多いです。(大学以降はわかりませんが)少なくとも受験までの期間で自堕落な生活をしてきたような人はあまり見かけません。適度な運動、適切な睡眠は周りにいる人間からも大切であることが実感できます。
※ESCAの講師もみんな運動していますし、ボディメンテナンスもしています。
確かに受験、とりわけ大学受験は過酷だと思います。それに伴って、様々な不安や葛藤、ストレスに取りつかれるでしょう。
特に、結果がでないとき、そうしたストレスは本人に非常に重くのしかかると思います。ただ、勉強は比較的自分の努力できちんと結果がでるモノの一つだと思います。
だからこそ、自信が持てるようになるまで必死に、仲間と切磋琢磨していってほしいです。その先に志望校合格が待っています。
そして、仲間はなにも同級生に限ったことではありません。学校の先生や塾の先生もその仲間の一員です。実際に、講師とのコミュニケーションが多いほど成績が伸びるというデータもあるくらいです。
学習塾ESCAでも、みなさんの来塾をお待ちしています。共に受験を戦う仲間として頑張りましょう!
その他の過去記事はこちらから。
そのため、全ての人がそういうわけではないと思いますが、受験に対して悩みを抱えていても、簡単に相談できない人も多いのではないでしょうか。
本記事では一般的な受験生が抱えている悩みとその解決法について、私の経験をもとに書いていこうと思います。同じような悩みを抱えている人はぜひ参考にしてみてください。
はじめに
これから大学受験を控える受験生の皆さんは、様々な悩みを抱えていることと思います。
実際に、大学受験パスナビでのアンケート結果をみると、「実力が思うように伸びない」や「志望校合格へのプレッシャー」など、合格できるか不安であることに起因した不安を抱えている受験生が多いようです。(下表参考)
私自身も、特に浪人していた当時、「自分は本当に志望校に合格できるのか」、「合格出来なかったらどうしよう」といった不安に襲われていました。
そこで、本稿では、どういったメンタルで受験を迎えるべきか、また受験勉強にいそしむべきかといった、受験に対する姿勢に焦点をあてて、受験生が抱える悩みにぶつかっていこうと思います。
メンタルと不安
誰だって志望校に合格できるか不安です。どんなに日ごろの模試でいい結果を残している人でも、恐らくそうした不安は払拭しきれていないでしょう。
当たり前のことではありますが、そうした不安は合格通知が出るまで、解消されることはありません。現役生の場合、夏までなかなか成績が思うように伸びず、このままでいいのかと不安に思う方もたくさんいると思います。
浪人生でも、現役時と比較して多少は成績が伸びたものの、志望校合格まではまだまだ遠いと感じている方も十分いることと思います。また、極度の緊張状態で試験本番を迎えることになります。
そのプレッシャーに押しつぶされ、実力を発揮できない学生は残念ながら、合格することは難しいでしょう。
根本的な問題点
それでは、どうしたらこうした不安や緊張を少しでも解消できるのでしょうか。もちろん、クラッシック音楽を聴いたりすることで一時的には緊張はほぐれるかもしれません。
しかし、根本的に不安を取り除くには、やはり「自分は出来る」と本気でどれだけ思いこめるかがカギであると思います。結局のところ、勉強の不安は勉強でしか解決できません。
つまり、「自分は完璧にできる」と思えるまで、必死になって受験に立ち向かう以外、この不安を解消する選択肢はないでしょう。ただ、「自分は絶対出来る」と思えるほど勉強しても、やはり試験本番になると緊張してしまうものです。
そのとき、ルーティーンや簡単な問題を事前にこなしておくことで、「やっぱり自分なら合格できる」と思えます。こうした自信を培っておくことによって、試験本番を少しでも自信をもって迎えられるようになると思います。
例えば簡単なことですが、「英単語帳を毎日開く」ということをルーティンにしているとします。テスト本番であっても(すでに全部覚えていても)、朝単語帳を開くといういつものルーティンをこなすことで、緊張が解けたりすることもあります。
避けるべき取り組み
例えば、現役生の場合、模試で思うように結果が出ず、これまでのように基礎的な問題ばかりやるのではなく、試験本番レベルに近い問題に取り組んだ方が良いではないかと感じる方が数多くいると思います。
もちろん、冬には応用問題に取り組んでほしいと思いますが、夏までは少なくとも、基礎固めに集中してほしいです。従って、周囲のレベルに気を取られ、「背伸び」した参考書に取り組むことだけは避けてほしいと思います。
地に足をつけて、しっかりと実力を身に着けていきましょう。
注意すべき姿勢
ポジティブであることはたしかに大切ですが、常に「私なら余裕」と自信満々でいることもまた、注意すべきスタンスであるといえます。
結局のところ、量と質を兼ね備えた勉強に裏打ちされた自信があって初めて、前向きになるべきなのであって、根拠なき自信で普段から学習するのは危険です。
目の前の現実としっかりと向き合った上で、勉強を重ねて、自信をつけていきましょう。
メンタルの整え方
十分な勉強時間の確保
これまで何度も触れてきた通り、自分に自信をつけるには勉強するしかありません。だからこそ、十分な勉強時間を確保するべきだと思います。
ただし、勉強時間がどれくらいかを気にするのは、正直本末転倒な気がします。不安を解消したい一心で勉強した結果、これだけ勉強したといえるのがベストでしょう。
励まし合える仲間
前提として、他の受験生と出来不出来と比較しないようにしましょう。避けるべき取り組みのところで触れた通り、「友人は皆あれだけ良い成績を残しているのに自分だけ、うまくいかない。」と感じ、「背伸び」してしまう人が毎年多発します。
とはいえ、やはり他人を意識してしまうのもまた人間の性です。だからこそ、つらいときでも励まし合える仲間を大切にしましょう。時に嫉妬してしまうこともあるかもしれません。それでも、思うような結果がでないときでも常に自分の味方になってくれる存在は、受験本番が近づくにつれてとても大切です。
応援したいと思ってもらえるほど真剣に取り組むことで、そういった仲間も出来ると思います。私自身、大学に入学してしばらく経ちますが、今でも浪人時代の仲間とは仲が良いです。皆さんにもそういった戦友ができると長い人生でみてもプラスだと感じます。
目標設定
試験本番において、どの科目で何点取るか、どの設問で稼ぐか、そして時間配分はどうするかなど、を設定しましょう。
例えば、東京大学(文系)の二次試験を想定してみましょう。英語80点/120点、数学50点/80点、国語65点/120点、社会75点/120点、共通テスト820点/900点(=東大換算約100点)で、総合370点で合格圏内にもっていくことができます。
これを目標としたうえで、どの時期までにどのレベルまで完成させるべきかを逆算しましょう。例えば、夏までに東大数学2完を目標とした場合、夏までに微積を完璧にするなど目標を決め、毎日の学習では、レベルの高い問題を必ず3問解くなど決めましょう。
このように、細かい目標設定と修正を繰り返していくことで、目標点にもっていくことができるでしょう。
適度な運動と睡眠
過度な学習を進めて、精神的に追い詰められることのないようにしましょう。少しはゆとりを持たせた生活をサイクルにできるといいでしょう。
散歩やランニングなど自分なりのスタイルで軽い運動を取り入れると良い気分転換になると思います。また、睡眠時間を削って日々学習するのは避けましょう。疲労を翌日に残さないのも長い受験を乗り切る秘訣といえます。
少し脱線した話になりますが、テレビの影響なのか、高偏差値大学の学生はいわゆる「牛乳瓶のようなメガネをかけた、いわゆるガリ勉の人」というイメージを持たれがちですが、そんなことはありません。
スマートな人も多いですし、運動が好きな人も多いです。(大学以降はわかりませんが)少なくとも受験までの期間で自堕落な生活をしてきたような人はあまり見かけません。適度な運動、適切な睡眠は周りにいる人間からも大切であることが実感できます。
※ESCAの講師もみんな運動していますし、ボディメンテナンスもしています。
まとめ
確かに受験、とりわけ大学受験は過酷だと思います。それに伴って、様々な不安や葛藤、ストレスに取りつかれるでしょう。
特に、結果がでないとき、そうしたストレスは本人に非常に重くのしかかると思います。ただ、勉強は比較的自分の努力できちんと結果がでるモノの一つだと思います。
だからこそ、自信が持てるようになるまで必死に、仲間と切磋琢磨していってほしいです。その先に志望校合格が待っています。
そして、仲間はなにも同級生に限ったことではありません。学校の先生や塾の先生もその仲間の一員です。実際に、講師とのコミュニケーションが多いほど成績が伸びるというデータもあるくらいです。
学習塾ESCAでも、みなさんの来塾をお待ちしています。共に受験を戦う仲間として頑張りましょう!
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