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【高校生必見】合格体験記(私が指定校推薦を選んだ理由)
茗荷谷の個別指導学習塾ESCAの講師、林です。本稿では私の高校時代の生活や指定校推薦を選択した経緯、指定校推薦をとるために重要なことについてご紹介したいと思います。
私は中学校からテニスを始め、高校もテニス部に入部し、毎日朝から晩までテニスをしていました。そのため周りの子に比べて勉強時間を確保することができませんでした。また塾に行っても部活の疲れで毎日眠く、集中することができていませんでした。
しかし高校2年生の夏休みを機に生活リズムを変化させたことで、短い時間でも集中することができるようになり、部活では個人戦・団体戦で共に岐阜県大会第3位・東海大会出場を果たすことができ、勉強では明治大学政治経済学部に入学することができました。
この記事では、部活も勉強も中途半端な高校1年生の生活リズムと、高校2年生から始めた生活リズムを比べ、「何が変化し、どんな効果があったのか」についてご紹介していきたいと思います。
高1、高2の生活リズム
高校1年生
6:00 起床
7:20 登校
7:30〜8:30 朝練
8:30〜16:00 学校
16:00〜19:00 部活
19:00〜20:30 帰宅+夜ご飯+お風呂
20:30〜23:00 勉強
23:00〜23:30 自由時間
23:30 就寝
高校2年生(夏頃から)
6:30 起床
7:20 登校
7:30〜8:30 朝練
8:30〜16:00 学校
16:00〜19:00 部活
19:00 帰宅
19:00〜19:30 睡眠
19:30〜22:00 塾の自習室にて勉強
22:30〜24:00 帰宅+夜ご飯+お風呂
24:00 就寝
高校2年生からの3つの変化
一つ目は家に帰ってからまず寝ることです。冒頭でも書いた通り、高校1年生の頃は勉強していてもいつもウトウトしてしまって、椅子に座っているだけになってしまっている時間が長かったです。
しかし家に帰ってまず寝ることで、高校2年生の時からは勉強に集中することができるようになり、理解度が一気に上がりました。また30分という少ない時間でも、眠気は相当減ったように感じました。
二つ目は塾の自習室に行くようになったことです。家で勉強していると、テレビを見たくなったり、漫画を読んでしまったりして他の誘惑が多いと思います。
私はそのような誘惑に負けて勉強することができない時も多くあったため、自習室に行くようになって、勉強に没頭することができるようになりました。またこれは塾と家が近かったためできたことかもしれませんが、私は自習室に行く際には絶対にケータイは持って行かないようにしていました。
その理由として、私はよく自習室でゲームをしたり、インスタやラインなどを見たりして、自習室に来ているのに勉強をしていない人を見かけたということがあります。私は「そうはなってはいけない!!」と考えケータイを持って行かないようにしました。
それによって勉強のみに集中することができるようになりました。
三つ目は夜寝る前にケータイをなるべく見ないようにしたことです。この記事を読んでいただいている方も一度は聞いたことがあると思いますが、寝る前にケータイを見ていると寝付きが悪くなり、睡眠時間が短くなります。
睡眠時間が短くなってしまうと、疲れがとれにくくなったり、次の日の体調が悪くなったり、授業に集中しづらくなったりしてしまいます。
そのため、できるだけ寝る直前にはケータイを触らないようにすることで体調が良くなり、部活も勉強も両立しやすくなりました。
このように私は高校2年生を機に生活リズムを大きく変化させたことで、部活も勉強もより頑張ることができるようになりました。記事を読んでいる方に少しでもいいなと思って頂けたら嬉しいです。
指定校推薦を選んだ経緯
実を言うと、私は初め指定校推薦を取るつもりは全くありませんでした。私は指定校推薦の募集締め切りの1週間前まで、「一般でいい大学に行こう!!」と考えていました。そんな私が指定校推薦を取った理由は三つあります。
一つ目は自分の評定が意外と高かったことです。私は指定校推薦を取るつもりなど全くなかったため、指定校推薦の話を担任の先生から受け、評定を聞くまで自分の評定がどれだけあるか知りませんでした。
しかし評定を聞いてみるとなんと4.3でした。その数字はギリギリ全ての大学の基準を満たしており、それが指定校推薦を考え始める理由になりました。
二つ目は私立大学の難化です。私が受験生だったのは2020年でしたが、その2〜3年前から私立大学は一気に難化し始めました。
それによって早慶を目指している人はMARCH、MARCHを目指している人は日東駒専のように、どんどん私立大学に合格するのが難しくなっていました。
また2020年を機にセンター試験がなくなり、英語のリスニングの配点が高くなったり、さまざまな変化が自分の来年の受験から起きたりすることが決まっていました。
そのため私は元々早慶を一般で目指していましたが、指定校推薦を取ろうと考えるようになりました。
三つ目は競合相手が少なかったことです。私の高校で評定が4.3以上ある人は割と少なかったため、第一志望で提出した明治大学政治経済学部の合格を掴み取ることができました。
このような経緯で私は指定校推薦を選択し、大学に合格することができました。
指定校推薦を取るために重要なこと
最後に指定校推薦を取るために重要なことを自分の経験からご紹介します。
それは
・初めから指定校推薦を狙わないこと
・どれだけ面倒くさくても定期テストを疎かにしないこと。
一つ目の指定校推薦を初めから狙わない方がいい理由は、指定校推薦で競合して負けてしまった時と高い評定が取れなかった時の二つのリスクがあります。
指定校推薦を初めから狙ってしまうと、定期テストのためだけの勉強になってしまって自分の本当の実力を身につけることが難しくなります。定期テストの勉強と受験勉強は違うということを肝に銘じてください。
競合で負けてしまった時に、全く実力がないまま高校三年生の秋から勉強することになり、大学に合格することが非常に難しくなってしまいます。
また、指定校推薦のために定期テストのみ頑張っていたのにも関わらず、定期テストで結果を残すことができなかった場合には、評定が足りず指定校推薦に応募することができなくなります。
そうすると、評定も実力も中途半端になってしまうということになりかねないので、私は初めから指定校推薦を狙うことはリスクが大きいと思います。
よって初めから指定校推薦を狙うのではなく、自分の実力をつけた上で行きたい大学の指定校推薦が使えればベストだと思います。
二つ目である定期テストを疎かにしないことについて。
私は指定校推薦を取るつもりが全くなかったため、「私立大学の受験科目以外の勉強なんかやらなくてもいい」や「定期テストなんて赤点が回避できればいい」や「ちょっとサボって遅刻や欠席も別にしていいかな」などと考えていました。
しかし私の母は指定校推薦の可能性もあると考えていたため、毎回定期テストが近づくと「もしかしたら指定校に頼ることになるかもしれないから、しっかり勉強してできるだけいい成績とっておきなさいよ!」やサボって遅刻しようとしたり学校を休もうとしたりすると「サボらずちゃんと学校に行きなさい!」と私に言っていました。
そのおかげで私はある程度真面目に学校に行き、いい成績を取ることができました。おそらく私のように「定期テストなんて赤点回避できればなんでもいい」と考えている人はこの記事を読んで頂いている方の中にもいると思います。
しかし人生何が起きるかなんて誰にもわかりません。私のように指定校推薦を取るつもりがなくても、いつの間にか指定校推薦に頼って大学に通うことになるかもしれないので、当たり前ではありますが、定期テストは疎かにせず、ちゃんと勉強するようにしたほうが良いです。
大学2年生になった今考えてみると、高校生の時に「もしかしたら指定校に頼ることになるかもしれないから、しっかり勉強してできるだけいい成績とっておきなさいよ!」と言ってくれた母には感謝しかありません。
指定校推薦なんてと思う人もたくさん居ると思いますが、大学に入ってみれば一般受験での合格者も指定校推薦での合格者も同じ講義を受けているので、選択肢の一つとして指定校推薦を考えることは良いと思います。
まとめ
学校の定期テストの勉強をすることは当たり前なのですが、やる気が出ない、何をして良いかわからないという方は多いと思います。
確かに定期テストの勉強と受験勉強は違います。「私は一般受験するから定期テストは適当で良い」と思っている人もいると思います。
しかし、先に述べた通り、指定校推薦は選択肢の一つです。選択肢は多いに越したことはありません。
「指定校推薦を選べない」のではなく、「指定校推薦を選ばない」という気持ちで高校生活を送っていれば、思いもかけず選択肢が増えることになるかもしれません。
学習塾ESCAでは受験勉強だけではなく、学校の定期テスト対策も行なっています。定期テストはやる気が出ない、何を勉強して良いかわからないという人は、ぜひ一度学習塾ESCAにお越しください!
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