Blog コラム
【大学での後悔/受験での後悔】受験前/大学1年生に戻れるならやりたいこと
茗荷谷の個別指導学習塾ESCAの講師、朝倉です。本稿では、私の大学時代での後悔と受験での後悔についてお話ししたいと思います。
現在、私は就職活動を終えて学生生活も残り半年というところですが、大学1年生に戻れたら何をするか、受験前に戻れるならどうしていたか、後悔していることはたくさんあります。
受験生の皆様は、まずは目の前の受験のことばかりで、大学入学後のことなどは考えられないと思いますが、中高生の皆様に、少しでも将来のことを想像するきっかけになって欲しいと思います。
中嶋先生の大学時代の後悔と受験での後悔はこちら。
講師(朝倉由之佑) 基本情報
志望校:京都大学法学部
合格校:慶應義塾大学経済学部
勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、倫理・政経、化学基礎、生物基礎
得意だった科目:英語、数学、世界史
苦手だった科目:現代文
大学1年生に戻れるなら
もし仮に現時点で大学1年生に戻れるとすれば、学校の授業以外の勉強をしたいと思います。
具体的には小さいベンチャー企業や裁量権を持てる企業でインターンをします。私は就職活動を進める過程で、ベンチャー企業でインターンを行ったのですが、インターンをする前までは、サラリーマンになるということが当たり前で、起業という選択肢が自分の中にありませんでした。
起業することが偉いというわけではないのですが、自分の将来の目標の選択肢が増えたことは単純に自分にとってプラスになったと思います。
しかし、気づいた時にはもうすでに3年生で就職活動をしなければいけない状態だったので、興味のある分野を勉強する時間が残っていませんでした。
それまでの月日があったからこそ、目標が持てたという考えもありますが、今1年生に戻れるなら4年間みっちり勉強したいです。
特に、ベンチャー企業での経験や裁量権を持った実績は起業したい人の経験になるだけでなく、間違いなく就職活動でも有利になります。そういう意味でも1年生のうちから学校以外にも目を向けたいと思います。
二つ目に、上の話に通ずるものはありますが、本をたくさん読むと思います。当然、将来の目標を達成するための分野が中心になるかもしれませんが、自己啓発本から経済本、知識本など多くの本を読んで知見をつけたいと思います。
私の就職先はコンサルということもあって、知見が必要な仕事です。そのためにという意味もありますが、やはり知識が豊富な人ほど可能性や将来性が広がり選択肢が増えるので大学の4年間をつかってたくさんの知識をつけたいです。
3つ目に、1度でもどんな大きさでも起業してみると思います。大学生は4年間という時間があるだけでなく、大学生という身分に守られています。
どういうことかというと、仮に起業して失敗してもまだ大学生だからやり直せるということです。就職してしまって年齢が上がれば、それだけ失敗した時に取り返せる時間や体力が減ってしまうので、リスクも大きくなります。
しかし、大学生なら失敗してしまってももう一度挑戦できますし、起業を諦めたとしても就職活動で社会に入ることができます。これは、起業に限った話ではなく、どんなことでもやり直せるのが大学生なので、やりたいと思ったことはなんでも挑戦すると思います。
受験前に戻れるなら
大学生になった今でも思うことですが、東大に行きたかったとよく思います。これは後悔というレベルではありませんが、東京大学には今でも憧れます。
やはり、日本で一番の大学ですし、大学に入ってからも学生の質の差を感じるので、たとえ落ちたとしても目指してみたかったと思います。
ここからは実際に後悔していることですが、もし受験前に戻れるのであれば得意をもっと伸ばします。当時の私は、5教科のグラフが均等に、綺麗な形になるように勉強していたので、苦手な科目に割く時間が必然的に増えていました。
たしかに、苦手を克服して全ての科目で高得点が取れれば文句はありませんが、結果的に得意を得意で終わらせることができなかったので後悔しています。
私は数学と英語を得意としていたので、試験本番でも文句のない得点は取れましたが、それでも全ての大学入試で取れたわけではありませんでした。
苦手科目は勉強していても結局苦手意識が消えにくいので、他の受験生と差をつけるために、どの科目でしっかり得点を取るのかということを考えて試験に挑みたいです。
また、私立大学(特に早慶レベル)入試に関してですが、もっと特殊な問題や普段はやらないような問題の対策もすると思います。早慶の入試で感じたことですが、本番の数学は過去問で解くより5倍は難しく感じました。
普段見ないような問題な上に、ひらめきや地頭がかなり必要な問題が多い印象を受けました。結果的には合格して入学はできましたが、もっと楽に受験を進めるためにも対策すると思います。
あとは、本番に近い状態をもっと体験しておけばよかったとも思います。本番に近い場は模試ですが、どうしても高校の友人や塾の友人が同じ教室にいる状態で受けていたので、本番さながらというわけではありません。
後悔しているわけではありませんが、そうしたところにも配慮ができていると準備万端の状態で本番に挑めると思います。
最後に
今思い返すと、やっておけばよかったと思うことはたくさんありますが、それと同時に今の大学に入って就職活動も無事終わってよかったと思う面もあります。
大学4年間に関しては確かにもう一回やりたいですが、受験に関しては慶應が自分に合っていたと感じますし、慶應に足りないものはないとも思います。
大学生になると志望校にいけなかったことで大学生活を無駄にしてしまう人もいますが、大学に入ってから何をするかも大切です。
大学に求めることは人それぞれですが、私は就職活動で有利になる大学がいいという認識で受験をし、結果的に大学での実績で就活も終えることができました。
当然、みなさんには志望校に合格してもらいたいですが、同時にどの大学でも入ってからの4年間を大切にしてほしいです。
最後になりましたが、学習塾で勉強を教わるのは当たり前なのですが、それ以上に講師と勉強以外の話もしてみてください。学習塾ESCAは、塾長が元々サラリーマンをしていたということもあり、学力だけでは講師を採用していません。
講師全員が「大学の先」をイメージしているからこそ、勉強以外の学びも多いと思います。そして、大学の先の目標設定ができていないと、勉強のモチベーションも上がりませんし、なんのために勉強をしているのかも分かりにくくなります。
将来の目標や勉強のモチベーション維持に悩んでいる方がいれば、ぜひ一度学習塾ESCAにお問い合わせください。
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