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【受験生必見】現役東大理科Ⅰ類合格者の生活リズム(現役受験生編)



茗荷谷の個別指導学習塾ESCAの講師、真鍋です。本稿では私の受験生時代時の生活リズム・ルーティンについてご紹介したいと思います。

私は高校3年生の春まで部活をしており、その引退後に本格的に受験勉強を始めました。入試では現役で志望校である東京大学理科Ⅰ類に合格することができました。

本稿では、受験生時の生活リズムを平日(授業のある日)と休日(授業がなく、一日自習する日)に分けて紹介いたします。受験生の方々の参考になれば幸いです。

その他の体験記はこちらから。

 

講師(真鍋公介) 基本情報

志望校:東京大学理科Ⅰ類

合格校:東京大学理科Ⅰ類、慶應義塾大学理工学部

勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、物理、化学、世界史

得意だった科目:英語、古文、漢文

苦手だった科目:数学、化学

 

私の全寮制の学校に通っており、少し特殊な環境でしたので、紹介させていただきます。

私の高校の在校生は全員学校敷地内にある寮で生活しており、受験生である高校3年生は、高校3年生のみが所属する寮で生活していました。

朝の起床時間は、平日はもちろん授業のない日も決まっており、起きて準備をした後は歩いて5分の食堂で朝食をとります。

その後教室に向かうのですが、同じ敷地内にあるため5分以内に到着することができます。長い通学時間に悩まされている方も多くいらっしゃると思いますが、それがほとんどなかったのはとてもありがたかったです。

※「受験」に主眼を置くのであれば、勉強する環境が整っている全寮制の学校はおすすめです。

日中授業を受けた後、19:30に寮で点呼があり、この時に高3全員が集まります。その後学習時間があり、23:00に消灯(受験生は起きて勉強を続けることもできる)時刻となり、大半の生徒が就寝します。

このような環境にいたことで、平日だけでなく授業のない日でもほぼ同じ生活リズムを続けられ、日中の集中力を保つことができました。

一般的な学校に通っている場合、自分の意志で生活リズムを保つ必要があり、大変だとは思いますが、起床・就寝時刻を固定するなどの努力が大切だと思います。

 

少し話がそれましたが、ここから私の一日の生活リズムを紹介させていただきます。

 

平日(授業のない日)


6:45 起床・準備

7:15 朝食、勉強

8:00 授業

12:00 昼休み、勉強

12:40 昼食

13:00 授業

16:00 授業終了、勉強

18:00 夕食、入浴

19:30 夜学(勉強)

22:30 就寝準備

23:00 就寝

 

勉強時間確保のための工夫


1日の勉強(自習)時間は約5時間でした(とは言いつ、実際はこれより短くなってしまうことも多かったです)。

授業がある日はその予習復習などもあり、まとまって自分の勉強をする時間が取りにくい、というのは多くの受験生が抱える悩みだと思います。

まず、私は朝食や昼食にかける時間を減らし、朝食後・昼食前に30分の勉強時間を確保するようにしました。この30分では、単語帳の復習1セクションや、英語の授業の復習、といったように取り組む作業を1つだけ決めてそれを終わらせるようにしました。

前後の予定で時間が決まっているので、だらだらと勉強時間が伸びることなく、集中して効率よく勉強できます。また、ここで雑多な作業を終わらせておくことで、まとまった勉強時間では、長時間かける勉強に集中することができます。

 

集中力を継続させるための工夫


まとまった学習時間は放課後と夜の時に2時間ずつ程度とれたのですが、勉強する場所を固定することで、すぐに集中できるようにしていました。長い学習時間があると、どうしてもダラダラしてしまいがちです。

また、私は周りの環境などがかなり気になり集中が途切れてしまうタイプでした。そこで、勉強場所を固定(具体的には、放課後は図書室のある決まった椅子)することで、そこに座るとスイッチが入るようにし、また環境にも注意が向かないようにしていました。

また、勉強場所を固定していたことで、同じ場所で勉強している人同士でサボれない環境を作ることができました。例えば、寝てしまったときに指摘しあったり、やる気が出なくても勉強場所に行くといつもの友達が勉強していたりと、お互い高めあって勉強できました。

受験勉強と聞くと、一人で黙々と勉強することを想像する方も多いと思いますが、僕が受験をして痛感したのは、一人だと続かない、ということです。

よっぽど意識が高く一人で誰よりも長時間勉強し続けた人もいましたが、多くの人は長い受験生活の間にモチベーションが下がってしまうことが必ずあります。その時に、一緒に勉強している友人がいるだけで勉強のリズムを崩さなくて済みます。

また、友達と話したり遊んでストレス発散することも大事です。実際、僕が見た限り友達と一緒に勉強している人や、友達でなくても学校の先生や先輩、塾の先生と多くコミュニケーションをとっていた人のほうが、より志望校に受かっていたように思います。

 

自分の集中力の波に合わせた学習を


夜にもまとまった勉強時間が2時間あったのですが、恥ずかしながらその時間はほとんど集中して勉強できませんでした。やはり、一日の終わり近くになると、疲れてきて集中力が落ちたり、意志の力が弱くなってだらけたりしてしまいます。

本当はそんな時でも頑張るのが一番なのですが、例えば夜は復習に当てるなど、自分の波を把握して計画を立てることも大事です。私の場合15時くらいが一番集中できたのでそこで新しく情報をインプットする、などの工夫をしていました。

 

休日(授業がない日)


7:15 起床・準備

7:40 朝食、掃除

8:30 勉強

12:00 昼食、休憩

13:00 勉強

17:00 勉強終了、リフレッシュ

18:00 夕食、入浴

19:30 夜学(勉強)

22:30 就寝準備

23:00 就寝

 

休日の勉強時間は約10時間です。少なく感じる方もいるかもしれませんが、休日は自分の勉強を集中して長時間やる分、休憩時間も平日に比べて長めにとるようにしていました。

※難関大志望者でこの勉強時間を「長い」と感じる方は、勉強時間を再考したほうがいいと思います。

これは人それぞれだと思うのですが、自分のできる量を自分なりに決めるのが重要だと思います。あまりにも自分の特性に合わない勉強時間を設定しても集中力が落ち、勉強がイヤになるだけです。

 

休日でも生活リズムを変えないことが重要


休日でも就寝・起床時刻といった生活リズムはほとんど変わりませんでした。私は寮生活だったので半ば強制的にそうなっていたのですが、そうでない人も休日も平日に近いリズムで生活するべきだと思います。

また、経験的に休日に平日よりも90分以上長く寝てしまうような人は、睡眠時間が足りていない兆候です。少し長めに睡眠時間をとるようにした方が集中力が増し、生産性も上がると思います。

私は休日でも日中は図書室に行って勉強していました。理由は居住スペースと勉強スペースを分けて集中したかった事と、先ほども書いたように図書館で勉強している友人と意識を高めあうことができたことです。

17時に図書館が閉まった後みんなでサッカーしたりと、週1回のリフレッシュ時間をとることもできました。

勉強内容については、普段よりも腰を据えてじっくりと自分の勉強をできるので、例えばまだ頭に入っていない単元の参考書を解いたり、時間を図って問題演習をしたりしていました。長い勉強時間と短い勉強時間の区別を意識することで、効率よく勉強できると思います。

 

まとめ

私が受験生活で特に大切だと感じたことは、安定した生活習慣を作る、一緒に頑張れる友人や先生を作る(コミュニケーションをとる)ことです。

習慣化することで余計なエネルギー(今日はどこ行って勉強しよう、いつ食事しようなどと考えること)を省き、勉強にスムーズに入れます。

今日はノっているからと夜更かしして勉強しても、結局翌日集中できずマイナスになってしまいました。また、受験という人生の一大イベントをともに頑張ることで、かけがえのない友人を作ることができます。

実際、私が今でも一番仲良くしているのは受験期に一緒に勉強した友人です。しかも、受験期まではそこまで仲良くありませんでした。

受験勉強は大切な試練ですが、一生糧になる自分の勉強スキルや友人を得られる機会でもあるので、頑張ってほしいと思います。

学習塾ESCAでも、みなさんの来塾をお待ちしています。共に受験を戦う仲間として頑張りましょう!

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