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  コラム 合格者体験記

【大学での後悔/受験での後悔】受験前/大学1年生に戻れるならやりたいこと(その②)



茗荷谷の個別指導学習塾ESCAの講師、中嶋です。本稿では、前回の朝倉先生に倣って、私の大学時代と受験での後悔についてお話ししたいと思います。

現在、私は就職活動を終えて学生生活も残り半年というところですが、大学1年生あるいは高校一年生に戻ったら何をするか・したいか、後悔していることは多々あります。

受験生の場合、目先の受験のことばかりで、大学入学後のことなどは考えられないと思いますが、中高生の皆様に、少しでも将来のことを想像するきっかけになって欲しいと思い、以下私の所感を綴ります。

 

講師(中嶋拓斗) 基本情報

志望校:東京大学 文系

合格校:慶應義塾大学 文系

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大学1年生に戻れるなら


大学に入学すると、部活もしくはサークルに入る人も多いと思います。もし仮に現時点で大学1年生に戻ったとしても、私は部活をしていたと思います。

※部活とサークルの違いについては大学の部活とサークルはどう違うのか」をご参照

私自身、スポーツが好きだったので、部活が一番だと思っていますが、他に興味・関心のある課題活動があるのであれば、それに取り組むのが良いと思っています。

高校とは違って、大学にはいろんなサークルがあります。

部活を通じて、組織運営しかり様々なことを学ぶことができました。アカデミックな何かを学んだかといわれると怪しいですが、大切な何かを獲得できたと思っています。

組織論やリーダーシップ含め、部活に間接的でもいきるかもしれないと思い、いろんなジャンルの本を読んだのは、自分の糧になったと思っています。

ただ、学校の勉強をしっかりやって、一年程度海外大に留学してみたかったとも思っています。

大学での勉強にきちんと向き合えた人は、正直少ないと思います。私もその一人です。ただ、東大にいって勉強に必死になっている同期をみると、私は何をしているのだろうと感じたりしました。

彼の姿があったからこそ、少しは勉強しようと思えていましたが、彼のように受験のときほど向き合うことはできていません。勉強での内容が部活に活きたかもしれないとか思うと、惜しいことをしたとおもっています。

留学というと、ありきたりかもしれませんが、私はそれでも長期でいってみたかったです。

私自身がアメリカ生まれということもあり、もともと海外への関心が人より強かったです。それもあり、自分の目で、好奇心から外の世界を見てみたいと思っています。

ただ、総括して、部活一本の学生生活に変わりはなかったと思います。

 

受験前に戻れるなら


大学生になった今だからこそ思うこととして、東大はもちろんのこと海外のトップスクールを視野に入れておけばよかったと思っています。

東大は言わずもがな日本の頂点であり、優秀な学生が集まっているのは事実だと思っています。

就職活動を終えた今、東大と早慶の学生の質の差を如実に痛感しました。より良い刺激を受ける意味で、早慶で妥協せず東大までやり切る姿勢は、受験に留まらず就活でも響いてくるところだと思います。

しかしながら、就職活動を通じて、一番あっけにとられたのは海外大の存在でした。正直、就職活動をする前までは、ハーバードやスタンフォード、オックスフォードぐらいしかまともに耳にしたことがありませんでした。

その点、なかなか日本にいると、海外大を進学先の候補に挙げることは考えにくいですが、近年少なからず着々と志願者数を伸ばしてきていると認識しています。

実際、私は外資系(海外に本社がある会社)を中心に就職活動をしていたので、東大以上に海外トップスクールの学生の優秀さを感じました。

彼・彼女らは、東大クラスの頭脳に加えて英語力などのグローバルマインドまで兼ね備えているので、日本の就活マーケットに参加すると無双できます。

そのため、海外大まで視野を広げることで、自分の成長意欲や好奇心をより満たし、強い刺激を体験したいと今なら思います。

高校一年生から着々と学習するのは難しいと思いますが、それがきちんと出来ていれば、東大はもちろん海外大も十分視野に入れることが出来たかもしれないと思うと、勉強をないがしろにしてきた自分に後悔することは多々あります。

しかし、これと同時に、上の内容と矛盾することを話しますが、私は部活を中心に高校生活を送ったことに満足していますし、その結果浪人したことに何の後悔もありません。

もちろん、浪人の時間を留学なり他の時間に有意義に使えたではないかといわれると、それはその通りだと思います。

時間を有効活用する意味で、もっと早い段階から学習習慣が身についていればよかったと思います。ただ、浪人したから、今の自分があるとも思っています。

あの苦しい時間があったから、辛いことも乗り越えられる。あの時の悔しさがあるから、大学では絶対に自分に妥協したくない。あの時の負けがあったから、就活では自分の希望する選択を選べるようにしたい。そうした姿勢を私に与えてくれたのは、浪人という時間だと思っています。

ありきたりな言葉かもしれませんが、「浪人も涙を取ったら、良い人生」です。良い人生にできるかどうかはあなた自身です。もう一歩勉強、頑張ってみましょう。

 

最後に


勿論、後悔していることが0かといわれると、全くもってそのようなことはありませんが、今の大学に進学し、大学で部活に打ち込み、就職活動を終えたことに、何の悔いもありません。

まだまだ慶應の学生でいたいと思うほどに、今の大学が好きです。少なくとも、部活などスポーツにおいては、慶應はダントツにレベルは高いです。

結局、今の環境をどうフル活用するかが、全てです。

よく、大学受験をゴールと捉え、大学で何もせずのほほんとしている大学生が大量発生し、そのまま卒業していきますが、普通にそんなわけありません。

就職活動はしかり、その後の社会人生活など、まだまだ人生の転換期はたくさんあり、その中の一瞬に過ぎません。当然、第一志望を目指して必死になるべきです。

しかし、どの大学でも、まだまだ人生これからだとも認識してほしいです。

学習塾ESCAでは、こうした人生相談含めて、勉強以外の悩みを打ち明けられる環境が用意されています。いろいろな人生を送ってきた豊かな講師陣と一緒に、勉強を頑張りましょう。

将来の目標や勉強のモチベーション維持に悩んでいる方がいれば、ぜひ一度学習塾ESCAにお問い合わせください。
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