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受験は目前!!秋からの勉強手法/やることリストについて解説


茗荷谷の個別指導学習塾ESCA塾長の岸田です。


夏休みも終わり肌寒くなり、いよいよ秋を実感する季節となってきました。


夏は受験生にとって重要な季節です。夏に思ったように勉強ができなかったという人もいるかもしれません。

しかし、必要以上に落ち込む必要はありません。実は効率的に勉強すれば夏以上に実力が伸びるのが夏以降、受験直前期なのです。

逆に、この時期をなんとなく過ごしてしまうとライバルに差をつけられます。

本稿では夏休み後、そして秋からの勉強の仕方、計画の立て方について筆者の経験をもとにご紹介させていただきます。


夏休みという、自分の勉強に多くの時間を使える期間が終わり、試験本番までの日数も少なくなってきた今、もう一度自身の状況などを整理しなおして、志望校合格に向けスパートをはじめるきっかけにしていただければ幸いです。


 

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秋に確認したいこと


冬になる前ににしていただきたいことは主に


〇これまでの進捗状況を整理しなおす


〇参考書、問題集の選定と過去問分析

〇目標を再設定する


〇目標達成に必要な勉強をなるべく具体化し、計画を立てる


の4つです。


 

これまでの進捗状況を整理しなおす


受験生の多くの方は、受験勉強を進めるにあたりこの時期までにこれをやる、といった大まかな計画を立てていることでしょう。


そして、その計画を立てる際におそらく「時間の取れる夏休みに○○と○○をやる」といったように、夏休みを一つの大きな区切りとして計画を立てていることが多いと思います。


また、夏休みが終わると学校の授業が再び始まり、夏休みほどは自分の勉強に多くの時間を割くことができなくなってしまいます。


ですので、夏休み後のこの時期にこれまでの進捗を整理しなおし、しっかりと計画を立て直すことはこれからの貴重な勉強時間を有意義に活用する上で大切です。


また、中には秋前まで部活があり、引退後に受験に全力で取り組むといった受験生も多いでしょう。


そのような受験生は特に生活が大きく変わるこの機会にしっかりと計画を立てることで、環境の変化に混乱することなく勉強を進めていけると思います。


行き当たりばったりで行う勉強は、全く効率的ではありませんし、それゆえに、エネルギーと時間の無駄です。


この時期に再度計画を練り直し、目標校合格を手繰り寄せましょう!

 

これまでの計画にとらわれすぎない


私自身の経験にはなりますが、受験勉強を開始した際の計画通りに勉強を進められる受験生はほとんどおらず、多くの受験生は計画していたよりも勉強が進んでいない、という状況にあるかと思います。


その時に最初の計画に固執して何とか終わらせようとしても、内容の理解が不十分なままになってしまったり、リズムが崩れてしまったりと、なかなかうまく勉強を進めることができなくなってしまいます。


もちろんこれまでの進みを振り返ってもっとスピードアップしないと、という意識を持つことは大事な一方で、これまでの進捗度合いがある意味自分の勉強の速度をある程度示しているものだと認識して、「実行可能な」計画を立て直すことが必要です。


 

参考書や問題集を絞り込む


これまでの計画がうまくいっている、または計画以上にできている人は問題ありません。しかし、計画がうまく進んでいない人は、過去問演習なども含めて、受験本番までにやりたいことをもう一度リストアップしてみましょう。


上記で述べたように、これまでの進捗が自分の勉強速度を表しているものです。計画より進捗が悪いからと勉強量を増やすと、一つ一つの勉強が作業化してしまう恐れもあります。


そこで、過去問や問題集をある程度絞り込む作業が必要になってきます。実際に自分ができることを把握したうえで必要なことを丁寧に行えば、無理にいろいろなことをやろうとするよりも確実に実力を伸ばすことができます。


具体的にいうと、まずは「取り組む冊数を減らす」ということが重要です。長年受験指導をしてきた経験上、たくさんの種類の参考書や問題集に取り組んでいる生徒ほど成績が伸びにくいです。
※たまに全てをこなすとんでもない猛者もいますが・・・

知識は使いこなせなければ意味がありません。特に基礎計算、基礎知識は、考えるのではなく、感覚で使えるくらいに昇華させる必要があります。

浅く多くの参考書をさらっていくと、この定着が不十分になります。大学入試とはいえ、必要な知識は有限です。一つの参考書や問題集への理解の質を高めることで、少ない時間で効率よく成績が上がります。

思ったより計画を進められていないからといった焦りすぎることなく、自分の現在位置と目標を的確に把握し、目標まで実力を高めるための計画を確実に立てるようにしましょう。


もしこれからのスケジュールや問題集選択が不安だという方は、ぜひ学習塾ESCAにお越しください。茗荷谷校舎での面談、オンライン相談も受付中です。

 

過去問を分析する


自分自身でまずは参考書や問題集を選定したい!という方は、まず過去問分析を行いましょう。

もちろん全ての範囲を学習するのがベストではありますが、この記事を読んでいる方は時間との戦いになってくると思います。

志望校の出題傾向を探り、その範囲をまず重点的に勉強するのはもちろんですが、その際、全ての出題範囲を網羅するのではなく、自分の得意な分野から優先的に取り掛かりましょう。

もちろん、一つの教科で満点を取る必要はないので、得意分野を分析し、効率的に合格点が取れるようにしましょう。

極端にいうと、この時期に合格点に全く届かないという人は、ある程度のリスクを取っていくことも必要です。

得意分野を優先的に勉強し、合格点に届きそうであればその他の単元は思い切って捨てる、くらいの気持ちでも良いかもしれません。

なぜなら、広く浅い単元理解は最も点数が出にくいのです。それは、配点や採点に由来するものですが、まず入試における配点は小問集合を除いて最終問題が一番高く設定されています。

また、部分点というのも定期テストとは異なり、入試においては辛口に設定されています。完全解答でなければ思ったよりも点数は伸びません。

自己採点ではこんな得点のはずじゃなかった・・・という経験は誰しもあるのではないでしょうか。

上記のような理由から、参考書/問題集はもちろん、時間がない状況においては単元ですらも、広く浅く、ではなく、絞って学習する方が効率的です。

※ただし、医学部のような「8割以上の高得点を狙わなければならない」状況ではアプローチが少し変わってきます。

 

目標を再設定する


先ほど述べた2点とは一線を画す対応になりますが、最終的な目標を再設定することも立派な戦略です。


この時期、模試の結果などが出てくる中で、志望校について考える機会も多くなってくるでしょう。


あまり良い結果が出ず志望校を下げることを考える受験生もいるかもしれません。


基本的に受験勉強で必要な基本のスキルというのは志望校によって大きく変わることはなく、難易度の高い学校に向けて勉強して無駄になることはあまりありません。


ですので、過去問演習や過去問分析、参考書の絞り込みなどに入る前から志望校を下げることを考える必要はあまりなく、なるべく高い目標に向けて勉強することをお勧めします。


この対応はあくまでも、上記で述べた過去問演習や過去問分析、参考書の絞り込みをしてもなお、再設定が必要な場合に行なってください。

浪人が許されるか、許されないかでも変わってきますが、基本的に浪人が許されるのであれば、志望校変更はしない方が賢明です。

人間は目標や状況によってパワーを発揮します。よく、「勉強時間が全く確保できないから部活を辞めた」というような話を聞きますが、一部のハイレベルは部活を除いて、また、確実に目標に向かって自分を律することができる人を除いて、部活を辞めたことによって勉強時間が確保できた!という話はほとんど聞いたことがありません。

要するに、レベルを落としてしまうと、そのレベルに甘んじてしまう人が多いということです。

さて、浪人が許されない状況下では、志望校の再考も最終手段として考えておきましょう。

まず考えることは、浪人を考えない場合、幾つの大学を受験すべきか?ということです。これは毎年相談されることですが、私は多くとも5〜6校、ベストは2〜4校かなと思っています。

受験校は多い方がチャンスが広がると考えがちですが、受験校が多すぎると、集中力、緊張感、体力が欠如していくのが手に取るように分かります。

安パイをとりすぎるあまり、受験校を必要以上に多くすることはやめましょう。

次に考えるべきことは受験校の偏差値帯です。レンジを広く取る場合は、超安全校1、安全校0〜1、相応校1〜2、チャレンジ校1〜2、レンジを狭く取る場合は、安全校1、相応校2〜3、チャレンジ校1といった具合に選択するのが良いでしょう。

では広いレンジを取るか、狭いレンジを取るかの判断ですが、基本は個人の思った通りにすれば良いかと思います。

敢えていうのであれば、直近の模試の成績で偏差値が5以上下がった人は、広いレンジでチャレンジするのが良いかと思います。
※受験直前は全体のレベルが上がるため、思った以上に相対的な成績が下がる場合があります。そのため、安全校のレンジを広く取ることをお勧めしています。

 

まとめ


夏も終わり、受験までのカウントダウンが始まった今、下記のことを再度考えてみましょう。


〇これまでの進捗状況を整理しなおす


〇参考書、問題集の選定と過去問分析

〇目標を再設定する

〇目標達成に必要な勉強をなるべく具体化し、計画を立てる

試験が近づいて焦ってきている受験生も多いかもしれません。しかし、特に現役生はまだ手をつけられていない分野がある反面、ここから大きく力を伸ばすことも可能です。

ですので、変に焦りすぎることなく、着実に一歩ずつ勉強を進めていってほしいと思います。

もちろん、直前に焦らないことが1番大切です。そのためには、この記事を読んでいる非受験生は、この時期から受験勉強を始めてライバルに差をつけることが合格への近道となります。

今回は、秋以降、受験直前までのやることについて解説しました。この記事を読んでまずは自分自身で再考してみましょう。

どうしても自分1人の力では難しいという方は、ぜひ一度学習塾 ESCAにお問合せください。

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