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【高校受験派必見】就職率98%×倍率1.5倍の穴場!中学受験より“高専受験”という選択肢



茗荷谷の個別指導塾ESCAです。

「周りは中学受験を選択しているけど、我が家はどうしようか」。そんな気持ちを抱えているご家庭も多いのではないでしょうか。本記事では、首都圏で過熱する中学受験の最新データを整理したうえで、倍率1.5倍前後・就職率98%という“穴場”である高等専門学校(以下、高専)の魅力を解説し、中学2年生から高専合格、さらには大学編入までのロードマップと、個別指導塾 ESCA が提供するサポートをご紹介します。読み終える頃には「高校受験派でも将来に直結する専門力を身につけられる」と実感していただけるはずです。

高大一貫校への高校入試を考えいてる方はこちらの記事もぜひご覧ください。

 

首都圏で加熱する“中学受験”のリアル


2024年春、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)で私立・国立中を受験した児童は推定5万2,400名に上り、受験率は過去最高の18.12%に達しました。東京都に限れば、公立小学校卒業生の20.2%が国私立中へ進学しています。つまり、5人に1人が中学受験を選ぶ時代になったのです。

受験熱の高まりとともに、家計と学習負荷も年々上昇しています。小学6年生の年間塾費用は平均でおよそ110万円、平日の学習時間は4〜5時間、休日には8時間を超えるケースもあります。小学4年生から3年間の総費用が300万円を超える家庭も珍しくなく、「費用も時間もかかる激戦」という現実が浮き彫りになっています。

 

高校受験という判断


高校受験ルートの最大のメリットは、15歳までに学力と興味を成熟させて進路を選べる点です。部活動や学校行事を存分に楽しみながら内申点を上げ、心身ともに成長したうえで将来を見定められます。一方で、普通科高校から大学へ進むだけでは専門スキルが大学4年生になるまで見えにくいというデメリットも否めません。そこで注目したいのが、高専という選択肢です。

 

“穴場”と呼ばれる高専とは?


5年一貫で実験・実習漬けの毎日

高専は中学卒業後に入学し、高校と短大を合わせた5年間で準学士相当の学位を取得します。講義よりも実験・実習の比率が高く、ロボットコンテストや企業インターンを通じて、現場で使える技術を早期に身につけられる点が大きな魅力です。

就職率は驚異の99%前後

国立高専機構の統計によれば、近年の本科就職率は99%前後で推移しています。就職先は大手メーカーやインフラ企業、研究機関が中心で、20代前半から年収400万円台に達する卒業生も少なくありません。

学費は私立中高一貫より割安

国立高専の授業料は年23万4,600円、入学金は8万4,600円(2025年度予定)で、5年間合計は約270万円です。私立中高一貫校の6年間で600〜800万円かかるケースと比べると、家計への負担は半分以下に抑えられます。

入試方式:一般入試と推薦入試

高専入試には一般入試と推薦入試があります。一般入試は数学・理科・英語・国語・社会の5教科をマークシート形式で実施し、倍率はおおむね1.5〜2.0倍です。推薦入試は調査書と面接で選考され、評定平均4.0以上が目安とされています。定員の約3〜4割が推薦枠に充てられる年もあり、内申点が高い生徒にとっては大きなチャンスとなります。なお、推薦で不合格だった場合でも一般入試に再チャレンジできるため、リスクは比較的低いと言えます。

高専から大学へ―3年次編入というステップ

高専5年修了後には、東工大・筑波大・電通大など国公立理工系大学へ3年次編入するルートが用意されています。筆記試験と面接で若干名から数十名が選抜されるものの、実学と学歴ブランドを同時に獲得できるため、編入を目指す学生は年々増加しています。

 

倍率は平均1.5倍!数字で見る“狙い目”度


具体例として長岡高専の一般入試倍率は学科によって1.3〜2.1倍、東京高専でも1.0〜2.4倍程度です。中学受験の難関校が3〜5倍の倍率を誇ることを考えると、高専入試のハードルは数字の上では明らかに低いと言えます。さらに、年によっては定員割れの学科が出ることもあり、情報を早めにつかむことで有利に立てる可能性があります。高専入試では数学と理科の配点が高いため、対策を絞りやすい点も受験生にとって大きなメリットです。

 

いつ・何を準備する?高専受験ロードマップ


中学2年生の後期からは、数学と英語の基礎を固めることが最優先となります。具体的には一次関数や英単語の徹底暗記を進め、基礎教材を使って反復練習を行うと効果的です。中学3年生の前期には数学の二次関数や理科の電流分野を重点的に学習し、高専模試で実力を確認しましょう。夏休み以降は過去5年分の問題を解き、マークシート形式に慣れるとともに、面接対策にも取り組みます。

推薦入試を目指す場合は、定期テストを取りこぼさないように計画的な学習が不可欠です。面接では「高専で学びたい内容」と「卒業後の進路」を具体的に語れるように準備し、模擬面接を複数回受けて慣れておくと安心です。

英語学習に関しては、高専に受かってからも重要です。4年生からはTOEICや編入模試で英語と専門基礎を強化し、5年生では卒業研究と並行して志望理由書や小論文のブラッシュアップを行うことで、大学編入試験に備えることができます。

 

ESCAの個別指導で合格を最短距離に


高専受験生用のカリキュラム作成が可能

個別指導塾である強みを活かし、高専の過去問から逆算して試験対策を行うことが可能です。さらに、推薦入試に備えた面接練習や志望理由書の添削も実施します。

自習を含めた学習計画の個別設計

学習塾ESCAでは、授業のほかに自習もカリキュラムに含めています。自習室を開放している塾は多くありますが、「いつきてもいい」というと、なかなか自習室にこない生徒がほとんどです。「何曜日の何時からは自習にくる」と曜日と時間を固定し、カリキュラムに含めてしまうことで、勉強のやりっぱなしを防ぎます。

無料体験授業・個別相談会

体験授業と個別相談会は随時開催していますのでお気軽にお問い合わせください。オンライン参加も可能ですので、時間が取りにくい方もお気軽にご利用ください。

 

まとめ―“将来直結型”の進路で差をつけよう


私立中高一貫校では6年間で600〜800万円の学費が必要ですが、高専であれば5年間で約270万円に抑えられます。入試倍率も中学受験の難関校が3〜5倍であるのに対し、高専は1.5倍前後です。さらに、高専卒業生の就職率は99%と極めて高く、大学編入制度を利用すれば国公立理工系大学の3年次に進学する道も開かれています。

理系が好きだけれど難関私立はハードルが高い、あるいは大学進学より先に実践的なスキルを身につけたいという生徒にとって、高専は“コスパ良し・将来性高し”の進路と言えます。まずは ESCA の無料相談で、高専受験の可能性を一緒に探ってみませんか。早めの一歩が、未来を大きく変えるきっかけになります。

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