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中央大学附属高校の入試問題はここが違う!国語・英語・数学の傾向と対策とは?
茗荷谷の個別指導塾ESCAです。この記事では、近年高校入試派の注目を集めている高大一貫校である中央大学附属高校の入試問題にスポットを当てて、科目ごとの特徴をまとめていきます。
中央大学附属高校を志望校に入れている人はぜひご一読ください。
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「偏差値だけじゃない」中大附の難しさとは?
中央大学附属高校(中大附)は、いわゆる難関私立高校のひとつとして知られています。偏差値はおよそ65前後とされ、都内でも人気の高い附属校です。しかし、中大附の入試には「偏差値だけでは測れない難しさ」があります。模試では上位層にいた生徒でも、中大附の過去問を解いた瞬間に「これは手強い」と感じることも珍しくありません。
その理由は明確です。中大附の入試問題は「知識の多さ」よりも「考える力」「読み解く力」「筋道を立てて説明する力」が問われるからです。つまり、学力の本質を見抜くような設問が揃っているのです。
この記事では、国語・数学・英語それぞれの教科ごとに傾向と対策を整理し、どのような力が求められているのかを明らかにします。これから中大附を目指す皆さんや保護者の方にとって、学習の指針となる情報をお届けします。
要約力と論理力が命!中大附の国語の特徴
中大附の国語は、読解問題中心の構成で、特に評論文や随筆といった論理的文章が頻出です。文章量は多く、短時間で的確に主旨を把握する読解力と、設問に対して論理的に答える記述力が求められます。
選択肢問題だけでなく、「30字以内で要約しなさい」「筆者の意図を説明しなさい」といった記述問題も出題されるため、単なる国語の知識だけでは対応が難しいのが実情です。特に、段落構成や接続語に注目しながら、筆者の論点を追う読み方が重要です。
対策としては、『出口汪の国語シリーズ』や『現代文読解力の開発講座』など、論理的読解に特化した教材を活用しながら、要約・記述のトレーニングを重ねていくことが効果的です。記述に慣れていない生徒には、週1回でも自分の書いた文章を誰かに添削してもらうだけで大きな力になります。
計算力も思考力も重要な中大附の数学
中大附の数学では、教科書的な標準問題だけでなく、「思考力を問う」応用問題が多く出題されます。特に頻出なのが、関数の応用問題や図形の証明、場合の数の論理的整理といった、単なる暗記では対応しきれないタイプの設問です。
一見難しくは見えないのに、いざ解こうとすると「なぜそうなるか?」を問われ、手が止まってしまう。このような問題が特徴的です。つまり、思考のプロセスを組み立てていく力こそが問われているのです。
また、計算力も大きく合格を左右します。特に大問1の計算問題は手ごわく、単に「計算ができる」レベルでは時間も正確性も足りません。基本計算は考えるのではなく「感覚でできる」レベルにしておく必要があります。
対策としては、まず基礎問題をしっかり解けるようにしたうえで、探究型の問題集に取り組むのが有効です。例えば、『体系数学』の発展問題や、『中学入試算数図形の極』シリーズなど、思考を深める教材を使って、時間をかけて考える練習を積むことが重要です。焦って解くより、1問を丁寧に深く掘り下げる学習が合格への近道です。
速く正確に読む!中大附の英語読解の極意
中大附の英語は、読解問題が中心で、文法問題や単語の穴埋めといった形式の出題は少なめです。特徴的なのは、長文の分量が多く、しかも設問が「内容理解」に深く踏み込んでいることです。
つまり、「どの語が正しいか」という知識問題よりも、「この段落では何を言いたいか」「筆者はどの立場を取っているか」など、文全体を通じた理解が求められるのです。また、記述形式の設問も出題されることがあるため、論理的に答えを組み立てる力も必要です。
対策としては、英検準2級〜2級レベルの語彙をカバーしながら、速読と精読の両方を意識した読解練習が効果的です。シャドーイングなど音読練習を通して、文章構造への感覚を鍛えるのもおすすめです。
「考える力」をどう育てる?ESCA流中大附対策とは
ここまで見てきた通り、中大附の入試は「与えられた情報を処理する力」ではなく、「情報を分析し、自分なりに解釈・表現する力」が求められます。これはまさに、大学進学後に必要とされる力そのものであり、中大附が求める生徒像にも直結しています。
ESCAでは、こうした入試傾向に対応するため、生徒の実力に合わせた個別最適化されたカリキュラムを用意します。「これから本気で目指したい」という生徒に向けて、全力で伴走する体制を整えていますので、是非お気軽にご連絡ください。
無料体験授業や学習相談を通じて、志望校との相性や現在の課題を丁寧に分析・提案させていただきます。模試だけでは見えにくい「本当に必要な力」を、一緒に鍛えていきましょう。
「偏差値以上に難しい学校」にどう立ち向かうか
中大附の入試問題は、偏差値だけでは見えてこない難しさがあります。それは、「考えること」そのものを問う入試であるということです。もちろん、最低限覚えておかなければならない知識はありますが、どれが覚えるべきもので、どれが考えるべきものなのか、最初のうちはわかりにくいと思います。
ESCAでは、通塾初期には勉強のやりかたを徹底指導し、慣れてきた段階で進度を重視した授業と徹底したカリキュラム管理を行います。「中大附を目指したいけど、どんな勉強をすればいいかわからない」という方もご安心ください。一から順にできるようにしていきましょう。
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