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効率的な単発知識の暗記法


前回も記事「暗記との向き合い方」にて、暗記の重要性について書いてきましたが、今回は単語に的を絞って、具体的な暗記法を伝授しようと思います。今回は特に、体系的ではなく、単発の知識(例えば、英単語、古文単語など、単元や知識間の上下関係のない知識)の暗記法を伝授したいと思います。

<目次>

1.必ずしも書いて覚える必要はない


手を動かしながら覚えるということが言われていますが、必ずしもそうとは言えません。特に、書きながら覚えることが非効率的に働く場合もあります。英単語の和訳を覚える時は、その最たる例といえるでしょう。和訳を日本語で10回書くなんていうのは、時間の無駄でしかありません。

しかし、身体的行動(たまに動きながら覚えたりする人がいますが)が暗記に及ぼすポジティブな影響も否定はできません。どうしても書きながら和訳を覚えたいという人は、スペルを書きながら和訳をつぶやくという方法をとってみましょう。


2.和訳とスペルを同時に見ない


自習中の様子を見ていると、暗記が苦手な生徒はまず間違い無く英単語帳を開いて眺めているだけです。先程、覚えるためには必ずしも書く必要はないと述べましたが、今回話題にするのはそれとは別次元の話です。

これは知識の暗記全般に言えることですが、暗記はアウトプットしながら覚えるというのが鉄則です。

英単語とその和訳を同時に見ていても意味はありません。なぜなら、5分眺めていてその単語は覚えられたかどうかなんて判断できないからです。和訳を隠した状態で答えられた時に、初めて「覚えた」ということが分かるわけです。ですので、初めてみる単語であっても、訳を覚える場合は、必ず覚えたい側の訳を隠しながら、眺めるだけではなく、訳を思い出せるかどうかという視点で学習しましょう。

この暗記法をお勧めする理由は、記憶というのは、覚える→定着→思い出すという3つのステップからなっていることがあげられます。普通に暗記をしてしまうと、この「思い出す」というステップに意識が向くことが少ないのです。アウトプットを行うことで、この思い出すという練習も行うことができます。

また、「暗記との向き合い方」で述べた通り、1秒で(感覚的に)出てこない知識は使いこなせません。アウトプットを行うことで、自分が感覚的に思い出せるかどうかもチェックすることができます。


3.繰り返しを恐れない


暗記は繰り返しが大切ということは万人が認めることではないでしょうか。エビングハウスの忘却曲線が有名な例です。エビングハウスの忘却曲線とは、人が覚えたことをどれくらい長く記憶しているのかというものをグラフ化したもので、効率的な復習のタイミングを示したグラフです。有名なグラフなので、見たことがある人もいると思います。

しかし、言うは易し行うは難しという言葉がある通り、分かって入るけどもそんな簡単に復習できたら誰も苦労しません。これもやるしかないのですが、皆さんの重い腰を上げるための言葉はかけられます。

それは、思っているほど繰り返しを行うのは苦痛ではないということです。例えば、英単語帳を10周しましょうと言うと、まず間違い無く生徒は渋い顔をします。そんなにやりたくない、時間がかかる、など言い訳は様々ですが、周回することを苦痛に感じる人は多いです。

しかし、実は1周目に比べて2周目、2周目より3周目と、どんどん1周するのは楽になっていきます。何周もしたことがある人は実感があると思いますが、体感でいうと、1周するのにかかるエネルギーは、前の周の半分くらいのイメージです。なぜなら、1周目は知らない知識が多く、読むのに時間がかかるからです。ですので、まずは騙されたと思って繰り返し読み込みましょう。


4.覚えるよりも忘れないことが重要


さて、実際に前項でも繰り返しの重要性を書きましたが、実際やるとすると、苦痛に感じるのは否めません。それは、覚えよう、覚えようとして暗記をしているためです。みなさんは、日本語を習得した時、覚えよう、覚えようと思って覚えたわけではなく、毎日日本語に触れることで、日本語を忘れなかったという方が感覚的にはしっくりくるのではないでしょうか。

もちろん、ぼーっと眺めているだけでは効率的に暗記することはできませんが、過剰に覚えようとしても疲れてしまうだけです。ぼーっと眺めていては覚えられませんが、ある程度単語に意識を向けていれば、単語はおぼえられます。

覚えようとする意識よりも重要なのは、「忘れないようにする」ということです。一つの単語を完璧に覚えてから次に行くというのは非効率的な暗記法です。覚えているかどうかわからない、怪しい単語はとりあえず飛ばして、一つの単語にとらわれず、全体を何度もなんども高頻度で周回すれば良いのです。


5.まとめ


いかがでしたでしょうか。個人的には、勉強における暗記(インプット)というのは、スポーツでいうところの基礎練、筋トレと同じようなものであると思っています。楽しくもなんともない作業ですが、毎日コツコツとやらなければ効果が出ませんし、間違ったやり方を続けていれば、効率的ではありません。

実は、勉強が苦手な生徒は、ここの山を越えられず挫折してしまうということがほとんどです。「学問に近道なし」とはよく言ったもので、暗記というのは、誰しもが時間をかけて、正しい方法でやれば、必ず身につく最も単純な学習です。

ここを乗り越えてしまえば、あとは知識をアウトプットする、スポーツでいうところの「試合形式」ですので、そこまで辛いものではないはずです。

勉強が苦手だと嘆く前に、まずはこの暗記法を見直してみましょう。

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