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難関大学合格のための世界史用語集の使い方



学習塾ESCA茗荷谷校の講師、朝倉です。本稿では私が世界史の学習時に用いていた参考書の一つである、「用語集」の使い方について紹介したいと思います。

初めに確認ですが、「用語集」とは、世界史(日本史)の語句が詳しくまとめられた、言わば歴史の辞書のようなものです。

用語集は学校では配られていないと思うので自分で購入することになると思いますが、「山川」の用語集をおすすめします。

別の記事でも山川の教科書や一問一答を紹介していますが、山川の用語集は見やすく・詳しく・わかりやすくまとめられていると思います。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

話を戻しますが、実際に用語集を活用している人は意外と多くはないのではないでしょうか。私が受験生の時には、意外と活用している人が少なく、もったいないと感じていました。ですから皆さんには是非用語集を活用して、世界史(日本史)の理解を深めてもらいたいと思います。

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講師(朝倉由之佑) 基本情報

志望校:京都大学法学部

合格校:慶應義塾大学経済学部

勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、倫理・政経、化学基礎、生物基礎

得意だった科目:英語、数学、世界史

苦手だった科目:現代文

参考書を用いていた時期:高3夏から冬

 

資料集をおすすめする理由


私が用語集をおすすめする理由は大きく3つあります。

1つ目はとにかく理解が深まるということです。

抽象的な言い方をしましたが、用語集は一つの語句についての詳しい説明と関連語句がわかりやすく書かれているので、1つの情報を見ただけで複数の情報を得ることができます。

試験でわからなかった単語や普段の学習で気になった語句を調べるだけで自然と幅広い知識を身につけることができました。

 

2つ目は載っていない語句がないというレベルまで網羅されているということです。

私自身、本命の京都大学とは別に、早慶も受験しました。

みなさんご存知だと思いますが、早慶の歴史の語句レベルは非常にハイレベルなため、一般的な教科書では載っていないような語句もたくさん出題されます。

そのため過去問を解いている時には、わからない語句だらけで復習もできないという状況がありました。

後の使い方でも紹介しますが、こうした時に用語集を活用することでほぼ全ての語句を確認することができ、難関大学の受験にも対応することができました。

 

3つ目はピンポイントで効率的な復習ができることです。

世界史は大きく分けて、歴史の流れと用語にわけられると思います。流れや全体像というものは資料集や教科書を確認することで学習・復習が勧められますが、教科書や資料集で気になる用語を確認するには探す手間や散らばった情報をまとめる時間がかかってしまいます。

しかし、用語集ならすぐに見つけることもでき、なおかつその用語に関する情報が一度に確認できるのでより効率的な学習につながると思います。

 

用語集活用法


1. 復習として使う(辞書として使う)


用語集の使い方として代表的な使い方だと思います。試験や過去問を通してわからなかった語句を調べ、新たな情報やマークなど書き込んでいくという方法です。

特に、私立大学、早慶の受験はわからない用語ばかりだったので、ひたすら調べては知識をまとめていました。歴史の用語は掘り出せばいくらでもあるので、全歴史の全用語を確認することは不可能に近いです。

ですから、過去問に出た用語や見たことのない用語をひたすら確認することで、対応できる知識の量を増やすことが重要です。

用語集はこうした知識を身につけるのに最適で、復習に使うことでより効率的になると思います。

また、日々の学習でふとわからなかった時に使うのもいいと思います。気になる用語を調べた時は必ず説明文の用語も覚えるようにしてください。

 

2. 単語長として使う


この方法はあまり万能とは言えないのですが、実際に私が行っていた方法になります。

皆さんは電車の空き時間や生活の隙間時間では、英単語や文法などを単語帳で確認することが多いと思います。私はその時間に、この用語集を使った用語確認を行っていました。

過去問で覚えていなかった時代の用語や人物の説明など、単語帳のように読んで確認していました。しかし、用語集自体用語数が多いだけでなく、実際には必要のないかもしれないレベルのマイナー用語まで収録されているので、効率的とは言い難い学習法です。

しかし、私立文系で早慶を目指す、という学生は科目数が少なく歴史を極める人が多いと思うので、実践してみてもいいと思います。

2では用語集単体での使い方を紹介しましたが、用語集は辞書として使うのが一番効率的です。

当然暗記も重要ですが、仮に用語集の情報を全て暗記できるほどの頭があれば人間は困っていません。英語の学習でも同じですが、文法書に書いてあることを全て覚えようとする受験生はいないと思います。ですから、用語集は辞書であることを忘れないでください。

しかし、歴史教材の中では最強の辞書なのでわからない単語があればどんどん調べてください。調べ続けることで自然と頭の中が整理され、全体像が見えてくると思います。

 

まとめ


これまで用語集について私の経験からお話ししましたが、自分なりのやり方が確立している方はそれを継続して良い部分だけ取り入れてくれればと思います。

もしも用語集を持っていない、使ったことがないという人は、是非とも一度手に取って使ってみて欲しいと思います。資料集の使い方を紹介した際にも言いましたが、こうした教材はあくまでサブの立ち位置であってメインではありません。

教科書やメイン教材をこなし、それらを強化するという目的で使って欲しいと思います。つまりは、これ単体での学習ではなく、他教材との組み合わせで活用してもらいたいということです。

用語集は2次試験で世界史(日本史)を使う全受験生におすすめですが、特に早慶を受験する方は必ずと言っていいほど購入をすすめます。それだけこの教材から得られる情報は多いですし、私自身私立受験ではかなり助けられたので是非活用して欲しいと思います。

学習塾ESCAでも世界史指導を行っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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