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【合格者が語る】国立志望と私立志望のメリットとデメリット



個別指導学習塾ESCA茗荷谷校の講師、朝倉です。本稿では国公立大学志望と私立文系志望のメリットデメリットなど違いを比較していきたいと思います。この記事では私自身の経験と大学に入ってからの話なども交えながらお話ししたいと思います。国立大学、私立大学のどちらにするかなど、志望校選びで迷っている方の参考になれば幸いです。

また、ここでは単に教科を絞ることについて話すのではなく、様々な視点からの比較をしたいと思います。国公立志望の受験生というよりは、私立文系にしようか迷っている受験生や私立文系で注意した方がいいことを知りたい受験生などに向けたお話が中心になってくると思います。

今回はあくまで「受験勉強」という部分にスポットを当てるので、学費などの話はまたの機会にしたいと思います。

 

講師(朝倉由之佑) 基本情報

志望校:京都大学法学部

合格校:慶應義塾大学経済学部

勉強していた教科:英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史、倫理・政経、化学基礎、生物基礎

得意だった科目:英語、数学、世界史

苦手だった科目:現代文

講師紹介はこちらから。

 

国立大学


国公立大学志望のメリット


まず、メリットとして考えられることは、受けられる大学の数が圧倒的に増えるということです。国公立大学志望でも私立大学を受ける人はたくさんいると思いますし、国公立大学によっても必要教科が異なると思いますが、国公立志望の受験生はいわゆる5教科7科目を勉強するので受けられる大学数がそれだけ増えることになります。

受けられる大学が増えるということは、それだけ大学に受かる可能性が高まるということですし、自分に合う大学を見つけやすいというメリットにもつながります。また、幅広い傾向の問題を解くことで私立大学受験でも対応できるというメリットがあります。

国公立の2次試験を勉強していれば、まず私立の3教科には困らないでしょう。早慶レベルまで行くと対応が難しくなりますが、それでも私の周りの人たちは少ない対策量で対応することができていました。

私自身慶應義塾大学の経済学部に進学しましたが、約35人クラスメイトがいる中で外部受験生が約20人おり、そのうちの17人ほどが元々国公立志望の人でした。確かに東大京大一橋を落ちて慶應にきたという人が多かったですが、それでも基礎力や対応力の面では国公立志望の人が強いと感じました。

 

国公立大学志望のデメリット


国公立を志望することの一般的なデメリットは正直ありません。これに関しては個人の志望度や目標によってデメリットに転じる可能性がある、と言っておきます。例えば、教科が増える分、一教科に割ける時間が少なくなるということがあります。

志望している大学が国公立の人はそのようなことを言っている暇は無いと思いますが、なんとなく国公立という人や本命は早慶上智あたりだけど国公立も受けようかな、という人にはデメリットに働く場合もあります。先ほど慶應大学のクラスのほとんどが国公立志望という話をしましたが、本人の実力次第では国公立志望にしても意味がないことがあります。

 

私立大学


さて、次に私立文系志望についてお話ししたいと思います。私立文系にしようか迷う受験生は毎年たくさんいると思います。少しでもそうした方の助けになれたらと思います。

 

私立文系志望のメリット


ではまず、私立文系志望のメリットやどんな人に私立文系が向いているかについてお話ししたいと思います。最初にメリットとして考えられることが、教科を絞ることで1教科あたりの勉強時間が増え、他の強い受験生に勝てる可能性や逆転合格できる可能性が高まるということです。

例えば、早慶を目標としている受験生のライバルは当然同じ早慶志望の学生ですが、それに加えて東大・京大といった最難関大学の受験生も滑り止めとして受けてきます。どちらかというと後者の受験生の方が本当のライバルかもしれません。

つまり、早慶に合格するには、東大・京大の受験生と同じくらいの実力かそれ以上の実力を身につけなければならないということになります。そうした場合に全教科やっていては間に合わないと判断して私立文系志望として教科を絞ることで、受験科目だけでもライバルと張り合える実力をつけられる可能性が出てきます。

また、受験の逃げ道とするのは良くないですが、学力が低い人でも私立文系として3教科ないし4教科に絞ることで、国公立は厳しいけれども私立では偏差値の高い大学に行けるという可能性もあります。

しかし、ここで注意して欲しいことは、私立文系志望にしたからと言って受験が簡単になるわけではないということです。先程もいったように、早慶レベルでは東大・京大受験生がライバルとして出現します。MARCHレベルでは、早慶レベルの受験生がライバルとなります。

つまり、教科を絞ったからといって難易度が下がるわけではないのです。また、全国の高校には1年生のときから早慶を目指して3・4教科のみを極める学生もいますし、私立文系の全ての受験生が教科を絞ってくるわけですから、当然1教科あたりの比重や得点率も大きくなります。

つまり、教科を絞るということはそれだけリカバリーできる教科が少なくなるということです。これは国公立の2次試験にも共通して言えることかもしれませんが、共通テストを受けなくていい分勉強時間が増えるので、それだけ極める必要が出てくるということです。

 

私立文系志望のデメリット


こちらは国公立のメリットの裏返しにはなりますが、教科を絞ると決めた以上、国公立を受験する、もしくは合格する可能性は低くなりますし、受けられる大学数もガクッと下がります。基本的に国公立は全教科の共通テストが必要なので、これを受けないとなると私立大学しか受けられなくなります。

また、大きなデメリットとして考えられるのが共通テスト利用(センター利用)の難易度上昇です。私立文系志望は共通テストを受けたとしても自分が勉強している科目だけになると思いますが、共通テストを利用した入試方式では7科目受験より3科目受験の方が得点率が高く難しくなります。

例えば、明治大学の共通テスト利用だと、7科目では82%〜87%なのに対して、3科目では90%近くまで高くなります。一般的に国公立志望の人は、共通テストを利用した入試方式で最低ラインの滑り止めが確保できますが、私立文系志望だと確保しづらくなるか、受験する大学よりかなり偏差値に差がある大学になってしまいます。つまりは、本番勝負になりがちということです。

 

私立文系志望の科目


これまでざっくりとメリット・デメリットについてお話ししましたが、次は私立文系志望の人の受験科目についてお話しします。

 

数学を受けるか・受けないか


私立文系志望の受験生の中には、数学ができないから・数学が嫌いだから、といった理由で志望する人も多いのではないでしょうか。「数学を受けなくてもいい」というのはメリットにも聞こえますが、私の意見としてはデメリットです。もちろん、確固たる意思(ポジティブな理由)を持ってこれを選択するのはやぶさかではないですが、経験上、ネガティブな理由で選択を行う人は伸びません。

ここでは早慶志望に限ったお話しになるかもしれませんが、慶應・早稲田では受験方式として数学を受験する方式と歴史または他教科を受験する2つの方式があります。まず、なぜ数学を受けないことがデメリットになるか結論を言うと、早慶、特に慶應では数学受験の方が合格しやすいからです。

例えば、私が通っている慶應経済ではA方式(数学受験)の定員が420人、B方式(歴史受験)が210人と数学受験の方が多いです。また、歴史受験は差がつきにくく、全体の得点率が上がるのに対して、数学受験は差がつきやすくリカバリーが効きやすいです。

この話は私立大学全体に共通して言えることかはわかりませんが、私は明治大学の受験でも数学を利用しました。また、数学を受験科目に含んでいた方が、私立文系志望だったとしても受けられる大学の幅が広がると思います。そう言う意味でも私立文系だったとしても数学を勉強することをお勧めします。

 

国公立志望と私立文系志望で迷っている人へ


あくまで私個人の意見なので全てではありませんが、迷っているのであれば国公立志望にするべきだと思います。実際受験の期間は思ったより短く、悩んでいて勉強が捗らないくらいならば、まずは国立に合わせて勉強すべきです。しかし、周りに信頼できる学校の先生や塾の先生がいるのであれば、早いうちから志望校の相談をしておくに越したことはありません。

また、大学に入ってから、国公立志望と私立文系志望の基礎力の差をかなり感じましたし、大学に入学できたとしても大学の授業ではやはり差がわかります。今は大学入学がゴールなので入学後は考えなくてもいいとは思いますが、受験を有利に進める上でも国公立志望をお勧めします。私は元々早慶志望だったので国公立志望にするか、私立文系志望で行くか迷いましたが、結果的に国公立志望にしてレベルの高い環境で粘ることで早慶以上の実力を身につけることができたと思います。

「早慶・MARCH」に絶対に行きたい!」という受験生の方は、迷わず私立文系志望に進んでいいと思います。受験は自分のためにするものですし、行きたい大学に行くことが一番いいことです。余談ですが、私は京都大学志望でしたが、結果的に慶應義塾大学に進んでよかったと思っています。慶應は学生のレベルも高く、生活も充実している上に、就職活動でも有利に勧められました。そうした情報も考えて大学選びができるといいと思います。

どの道を選んだとしても、自分自身のために勉強は頑張るものなので、最終的に満足のいく結果がえられる選択をして欲しいと思います。

 

まとめ


いかがでしょうか。志望校の選択は今後の進路を左右する重要な決定です。もちろん、自分自身で決めることが大前提ですが、主観的な判断だけでは迷ってしまうこともあるかと思います。「この成績で志望して見込みはあるのだろうか」「この大学の雰囲気は自分に合っているか」「将来の夢の実現のためにこの大学は適当か」ということは、第3者の意見も参考として取り入れることも重要です。

また、志望校が決まってからは、志望校のレベルと現在の自分の実力のギャップを埋めていかなければなりません。もし、志望校選びに迷っている、志望校は決まったが勉強の仕方が分からない、などのお悩みを持っている方は、ぜひ学習塾ESCAの無料相談にお越しください。

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